ドラマホリック最終回「レンタルなんもしない人」今後のなんもしないあり方

レンタルさん。真夜中のレンタルから帰りましたが、なんとなく家に帰りづらく

ちょうど次の依頼が入ったので、依頼者の元へ向かいました。

真夜中のレンタル中に、「生活費」に関する質問があり、沙紀からも通帳を見せられていたからです。

 

コンテンツ

白いハンチグ帽

次の依頼は「大切な人のハンチング帽を被り、一緒にお茶をして欲しい」

というものでした。依頼者は女性。

あるバトミントンサークルで知り合った男性の帽子でした。

しかし、2月に彼は突然この世を去ったのです。返す約束をして返せなかったハンチング帽。

 

そして、行く約束をしていけなかった、彼の自宅近くのカフェ。

そこで、一緒に食べるはずだったチーズケーキ。

全てをレンタルさんと体験することで、気持ちに整理をつけるつもりでした。

 

まるの人


男性は5歳下の人でした。ちょうど同じ日にバトミントンサークルへ入会したのがきっかけでした。

彼は色々なものに「まる」と言います。

彼にとって「まる」は素敵な物。「ばつ」はなく、ばつのものは【曖昧】にしておくことで

【まる】だけを見つけ、いつも楽しそうでした。

 

彼女も彼といると「まる」のものを一緒に見つけ、喜びとても楽しい時間を過ごすことができたのです。

しかし、サークルの飲み会で彼が帽子を忘れていき、「次にあったら返すね」

と、約束したのですが、その日は来ませんでした。

彼が自ら命を絶ったのです。どうしてなのか理由はわかりません。

レンタルさんに帽子を被ってもらいました。

 

帽子の試着

帽子を受け取り、被ったレンタルさん。

「歩いてみてもいいですか?歩いてみないと被り心地がわかりません」

と、不思議なことを言い、店内をうろつき戻ってきて帽子を返しました。

それはなぜか・・・。

レンタルさんの帽子はわざと視界を狭くするような、つばが曲がった帽子ですが、

そのハンチング帽はつばが「まっすぐ」になっていて、周りがとてもよく見える。

だから自分には合わない帽子だと返したのでしょう。

 

その言葉を聞き、依頼者は泣いてしまいました。今日で気持ちに切りをつけるつもりが

彼がこのハンチング帽を通してみた風景に「まる」をつけ、必死で「まる」をつけていた。

自分が彼に「まる」をつけていたら、彼は今もいただろうか・・・。

そして、依頼者はなんだか少しだけ亡くなった彼が「まる」をつけていた気持ちがわかったのです。

 

帰り際、交通費と、彼と使いたかった旅行券を渡しました。

躊躇なく受け取るレンタルさんに、女性は驚きましたが、いただけるものは遠慮なく。

と。今後のレンタルさんのあり方にも影響があるのでしょうか!?

 

 

 

テレ東ドラマホリック「レンタルなんもしない人」ついにアンチがレンタルさんをレンタル

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