うつ病を2度克服した有名人「庵野秀明」さん

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庵野秀明さんと言えば、日本を代表するアニメーターとして活躍しています。

トップをねらえ!

ふしぎの海のナディア

新世紀エヴァンゲリオン

など、ヒット作を生み出し続けながら、2度のうつ病と戦った方としても知られています。

しかも、うつ病治療中は「エヴァンゲリオン」の製作中だったということも驚きです。

今回は、庵野秀明さんについて書いていきます。

 

アニメーター庵野秀明さんプロフィール

 

 

名前:庵野秀明(あんのひであき)

生年月日:1960年5月22日

血液型:A型

出身地:山口県

出身校:大阪芸大芸術学部映像計画学科中退

職業:映画監督・アニメーター

妻:安野モヨコ(漫画家)

所属:カラー代表取締役

株式会社プロジェクトスタジオQ創作統括

NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構代表

 

大学在学中に「風の谷のナウシカ」の作画スタッフ募集広告を見て、原画担当として採用され上京する。

大学はその後除籍処分を受けているが、単位をとり、周りのやる気のない友達に付き合うことよりも

自分の作品を作ることに意義があると考えて、あえて大学には通学していなかった。

本来は漫画家志望だったが、自ら「才能はない」と感じていたため、漫画家は断念している。

 

私生活では2002年に共通の友人の紹介で知り合った漫画家の安野モヨコと結婚しているが

2人とも庵野と安野(アンノ)が本名である。

 

代表作

ふしぎの海のナディア(1990年)

新世紀エヴァンゲリオン(1995年)

彼氏彼女の事情(1998年)

 

長編アニメ映画

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(1997年)

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年)

 

実写映画(監督・脚本など)

ラブ&ポップ(1998年)

式日(2000年)

キューティーハニー(2004年)

シン・ゴジラ(2016年)

 

受賞歴

星雲賞

第21回1990年度メディア部門『トップをねらえ!』

第48回2017年度メディア部門『シン・ゴジラ』

日本SF大賞

第18回『新世紀エヴァンゲリオン』

第37回特別賞『シン・ゴジラ』

アニメーション神戸

96’(第1回アニメーション神戸)個人賞『新世紀エヴァンゲリオン』

東京アニメアワード

第7回個人賞部門・監督賞『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

第13回個人賞部門・声優賞『風立ちぬ』

ヨコハマ映画祭

第20回新人監督賞『ラブ&ポップ』

第38回特別大賞『シン・ゴジラ』

日本アカデミー賞

第40回日本アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀編集賞『シン・ゴジラ』

東京国際映画祭

第13回東京国際映画祭 最優秀芸術貢献賞『式日』

日本映画プロフェッショナル大賞

第21回作品賞『監督失格』

日本映画批評家大賞

第22回アニメーション監督賞『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

東京スポーツ映画大賞

第26回監督賞『シン・ゴジラ』

キネマ旬報ベスト・テン

第90回脚本賞『シン・ゴジラ』

芸術選奨

第67回映画部門文部科学大臣賞『シン・ゴジラ』

文化庁メディア芸術祭

第20回エンターテインメント部門大賞『シン・ゴジラ』


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庵野秀明さんのうつ病症状

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年)

この作品が世に出るころに、庵野さんはうつ病を発症しました。

庵野秀明さんを襲ったうつ症状はどういったものだったのでしょうか!?

時は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを完成させた時でした。2007年からヱヴァンゲリヲン新劇場版を制作し続け

6年たった日に、ヱヴァンゲリヲン新劇場版から解放され、うつ病を発症したのです。

 

会社へ行けない

孤独感

自殺願望

号泣

無気力

突然の絶叫

 

庵野秀明さんのうつ病克服のきっかけ

 

庵野さんは結局1年間、自身が設立した会社、カラーへ近づくことができませんでした。

しかし、家族や周りの支えがあったからこそ、何度かの自殺未遂も思いとどまることができたと思います。

そして何より、周りが庵野さんの仕事を休ませなかったことが転機になったように感じます。

 

庵野さんがこの世界に入ったきっかけは、宮崎駿さんのジブリ作品でした。

そして、復帰のきっかけを作ったのも宮崎駿さんでした。

2013年のジブリ映画「風立ちぬ」の声優に庵野さんを指名したのです。

主人公:堀越二郎役として、声優として作品に参加しました。

 

その後も、病気を理由に「シン・ゴジラ」の制作依頼が来ても断り続けていましたが

エヴァンゲリオンで壊れてしまった自分の心を、治すには「新しい作品を作りださないといけない」

という思いから、「シン・ゴジラ」を引き受けたそうです。それが功を奏し、「シン・ゴジラ」は様々な賞を受賞するほどの大成功を収めたのです。

 

まとめ

 

庵野秀明さんのうつ病体験を聞くと、6年もの間ひとつの作品に関わり、やっと終わった!!

という達成感と、虚無感からうつ病を発したのかな・・・!?と思います。

しかし、それを新たな作品に携わることで、自分の価値を再発見して現場に復帰できたのではないか。

と、おもいます。

2件のコメント

  1. 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」はまだ未完成のままです。
    庵野さんはこれから「シン・ウルトラマン」を制作する予定があり、ヱヴァンゲリヲンが完成するのはそのあとです。
    私は、子供の影響で90年代のテレビアニメ版からファンで、全ての映画版も見ましたが、確かに精神を患ってもおかしくない内容ですし、だからこそムーブメントを起こせたのかも知れません。
    家庭を持てたことは庵野さんにとっては救いでしたね。歴史に残るクリエイターだと思います。

    1. 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」はまだ未完成なんですね。
      庵野さんのインタビューではヱヴァンゲリヲン新劇場版の完成後「虚無感」に襲われたことから
      うつ病へとつながっていったというような内容があったので、そのように記載してしまいました。
      申し訳ありません。

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