外出は非日常的なおこない。
をして入院していると、生活の範囲が病院の中だけど許せない空間に限られてくる。
何か買いたければ売店に行きますか、その売店に売られている数少ない商品の中から欲しいものを見つける。
洗濯も時間のある時に順番に行っていく。
まで今まで自分が自由にしてきたことが、当たり前のことでないことに気づきます。
1時外出の疲れ
どうして病院に行っても、家族の予定などがありどうしても私がいないといけない場合があります。
その時は一時外出許可を担当医からもらい、何時に出かけて、何時に帰り、交通手段はなにか?
事細かく書いて、許可をもらいます。もちろん外出中の運転はいけませんが、私の場合、外出は自分のためではないので
車の使用は特別に認められています。
入院前には普通にしていた運転も、いつも以上に慎重にするせいか、体中がバキバキになります。
ちょっとした買い物でも、メモをしてから行かないと、普段みなれた小さな売店より圧倒的な大きさで、商品を選ぶことすらできません。
幸いにも洗濯に関しては、病院でも行っているので苦になる事はありませんが、本当に何もかもが1ヵ月で非日常的な行動になります。
そして時間内に帰らなければいけないと言うプレッシャーもあります。もし帰れない場合は電話で連絡を入れて再び許可がいります。
そして交通手段をできるだけ申請した通りに使わないと、もしもの場合は、責任は自分にあります。
用事済ませて帰ってきますが、ほんの数時間の外出でもとても疲れ果て、まともに座ることもできませんでした。
そして翌日も、体を起こすのが、やっとの状態で、外出はこんなにもこんなにもなどは思い知らされました
必要なトレーニング
長期入院した場合は、一時会社や、家への外泊は大切なトレーニングになってきます。
長期入院して家に帰った場合、すぐに日常生活に戻れるかと言ったらそれはとても難しいことです。
とくに、今まで家事を行なっていた人間には、なにもしなくてもご飯がでてくる。歩くのは病院ないだけ。
突然退院して、その日から家事がこなせるか?と言ったら、きっと翌日は寝込むほどの重労働です。
そのため時々外出をしたり、外泊をすることで後の生活に戻る訓練をするのです。そして外泊数をだんだんと増やしていき、最後に退院となっていきます。
ただ、私の場合は特殊で、子供自身が「一時外泊」の意味を正確にりかいできないため、
ある日突然退院します。そして、そこから1週間以上かけて、すこしずつ、すこしずつ…日常生活を取り戻していきます。
簡単に入院をして、自分自身の体や心を休めることができますか、退院したときのことを考えると、なかなかの重労働がその後に待ってます。
私にはそんな日が、もう近いのかと思うと本当に日常生活にちゃんと戻れるか不安になります。
できるなら、出来る限りまだまだ病院で静養つづけたい気持ちでいっぱいです。
一時外出をしてこんなに疲れるならば、本当に日常生活に戻れるのか…不安ばかりが募ります。そこに子育ても加わってくるのでなおさらのことです。
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