宮崎あおい、堺雅人主演映画「ツレがうつになりまして」

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2011年10月に公開された映画「ツレがうつになりまして」

主演は、堺雅人さんと宮崎あおいさん。お二人は夫婦役でのW主演でした。

イグアナのイグと夫婦二人の生活を描いたほのぼのストーリーですが

「うつ病」がテーマとなっています。

 

映画「ツレがうつになりまして」概要

キャスト

宮﨑あおい

堺雅人

吹越満

津田寛治

犬塚弘

梅沢富美男

田山涼成

大杉漣

余貴美子

 

あらすじ

 

高橋幹男は漫画家の晴子と、ペットのイグアナ「イグ」と暮らしていた。

幹男はとても几帳面な性格で、「たかはし」も「高橋」ではなく「はしごだたかの高橋です(依存文字のため表示できません)」

と、いつも自分の名字を訂正するほど。IT関連の会社でクレーム処理関連の仕事をしていた。

夜遅くまで漫画を描いている奥さんに代り、自分のお弁当は自分で作って持っていくほど料理も好きで

特に「チーズ」にはこだわりがあり毎日違う種類のチーズをお弁当に入れるほどだった。

 

しかし、ある朝起きてみると

お弁当が作れない

食事が食べられない

寝ている妻を起こして

「死にたい」

とつぶやくようになった。結果的に激務な職業柄ストレスによる「心因性うつ病」と診断された。

しかし、上司に話しても「みんなそうだ!」と相手にもされず、それでも出社を続ける日々。

そこで、妻の晴子は幹男に言った

「仕事を辞めないなら、離婚して」

晴子は専門学校時代の幹男と結婚しているが、旦那とか夫ではなく「ツレ」と呼ぶ。

ツレは離婚よりも、「退職」を選び主夫になることにした。

その代わり、晴子は出版社に頭を下げ「ツレがうつになりまして、私にどんな仕事でも回していただけないでしょうか!?」

とお願いするのだった。

しかし、細々と連載していた漫画も打ち切り、失業保険も切れて家計は大変なことに。

でも、出版社から挿絵の仕事を依頼されたのだ。依頼主は違う部署の上司だが、自身もうつの経験があり

少しでも役に立てるなら。という気持ちからだった。

 

幹男も晴子の役に立てるなら。と行動認知療法のひとつでつけていた日記を晴子に渡す。

それが元となり、「ツレがうつになりまして」も出版されることとなった。


ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) [ 細川貂々 ]


その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) [ 細川貂々 ]


7年目のツレがうつになりまして。 [ 細川貂々 ]

 

原作

「ツレがうつになりまして。」

細川貂々

 

受賞

第24回日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞

第35回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞

金鶏百花映画祭外国語最優秀作品賞受賞

 

 

細川貂々プロフィール

 

名前:細川貂々(ほそかわてんてん)

生年月日:1969年9月16日

出身:埼玉県

現在:兵庫県

職業:漫画家・イラストレーター

代表作:イグアナの娘

イラストエッセイ

ぐーぐーBook―気持ちよーく眠りたい(2004年 )

おでかけブック(2005年)

イグアナの嫁(2006年)

私が結婚できるとは イグアナの嫁(2)(2009年)

いろはにいぐあな(2007年)

どーすんの?私(2008年)

てんてん手帖(2009年)

てんてんの大丈夫、きっとうまくいく。(2010年)

本当はずっとヤセたくて。 自分のために、できること(2010年)

またまたどーすんの?私(2010年)

大丈夫、みんな悩んでうまくいく。 てんてんの「十牛図」入門(朝日文庫)

てんてんと歩くキモノみち 紬からはじめました(2012年)

タカラヅカが好きすぎて。(2014年)

タカラヅカ 夢の時間紀行(2016年)

 

ツレとの共同書籍

 

かわいいダンナとほっこり生活。(2006年)

専業主夫ツレのプチベジ・クッキング(2007年)

ツレはパパ1年生(2009年)

ツレはパパ2年生(2009年)

ツレはパパ3年生(2010年)

びっくり妊娠なんとか出産(2008年)

ツレと私の「たいへんだ!」育児(2009年)

ツレと私の「たいへんだ!」育児2(2010年)

ツレと私のふたりぐらしマニュアル(2009年)

ツレと私のコドモ時代くらべ(2010年)

こんなツレでゴメンナサイ。(作 望月昭 、画 細川貂々2008年)

私とツレとこだわりMac(2010年)

自殺者三万人を救え! “命”みんなで守る社会戦略(2011年)

ツレと貂々、うつの先生に会いに行く(2011年)

 

まとめ

 

私がまだ「うつ病」と診断されたばかりの頃「1か月で治して見せる!!」などと息巻いていたころに見た映画です。

几帳面なツレがどんどん壊れていく姿と、それに寄り添う妻。

そして、少しの変化でも喜ぶ二人、しかし「元気になった」と喜んだ先にあった「自殺未遂」

うつ病は少し元気になりかけた時が一番危ない

この映画で知識はありましたが、私自身も身をもってこのことを学びました。

 

桜もちのうつ病記 ブログ

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