子供にはストレスはないと思いがちですが実は子供もストレスが溜まり、そのはけ口が分からずに困っているのです。
我が子の場合は余計に自分の気持ちを言葉にすることができないので、ストレスがどんどんどんどん溜まっていきます。
そしてAD HDにより疲れと言うものがわからないので、ストレスが溜まっていることも全く分かりません。
そのストレスが溜まりきる前に、こちらが気づいて解消させるべきですが、なかなかうまくはいきません。
我が子のストレス
発達障害なのではでしょうか、やりたいことをどうしてもやりたいのです。
できないことでも、どうしてもやりたいんです。そういったことが積み重なったり、
学校の友達関係で問題が起きたり習い事に行きたくないと思ったり…。
様々な理由で、気持ちの中にストレスを詰め込んでいきます。それを吐き出す時は必ずイライラとしています。
我が子はおとなしい方ですが、子供によってはそのストレスの発散方法は、家の壁を壊したり家電製品を壊したりすることもあるようです。
しかしそれでは根本的なストレスの解消にはならないでしょう。
我が子の場合のストレスの現れ方
我が子のストレスの現れ方は、お腹に現れます。
腹痛だったり、胃が痛かったり、お腹が下ったり。
習い事に行きたくない時は、特に直前にそういったことをよく言います。でも行ってしまえばそれで済むことなので、しぶしぶ習い事に行きます。
それ以外の場合は、様子をじっくりと観察して、どこでストレスを溜め込んでいるのかを感じ取る必要があります。
最近では、学校での友達付き合いがうまくいかずに、ストレスとしてため込んでいたようです。しかしそれを私に打ち明けることによりストレスが解消されました。
ただ健常者のように、普通にストレスを打ち明ける事はありません。何かを言い出したら根気強く聞いて、違う話に飛んで行ってもまた元に戻し、話を徐々に整理をしていきます。
これは、我が子と私の時間との戦いでもあります。そして私の読解力が試されます。もし子供の思っている着地点と、私が話から導き出した着地点が違うと、途端にかんしゃくにつながり
話がまた振り出しに戻っていきます。戻っていくどころか、まずかんしゃくを沈めることからまた始めなくてはいけません。
そしてそこからまた話の整理をして、ストレスの原因になっていることを引き出してあげることで、体に出ていた不調も治ります。
時間がないときは、おまじない的に正露丸のような薬草でできた腹痛に効く薬を飲ませると、気持ちが一時的に落ち着くようです。
しかしそれは、おまじないなので学校から帰ればまたストレスが溜まった状態に戻っています。
毎日こうして、我が子の様子を細かく観察しながら、ストレスの解消が必要なのか、今何を求めているのかを考えるのが私の仕事なのかもしれません。
きっと同じように発達障害を持っている子供を育てている親は、それなりに子供に対する接し方のマニュアルを知らず知らずに作っていると思います。
私の中にも、紙にはなっていですが、我が子に対するマニュアルがあります。