私が入院するまでは、他とはちょっと違うけれどまぁこんな家庭だろうと言うことを思っていましたが、
2ヶ月入院して、改めて家に戻ってきてみると、いかに我が家の生活がバタバタしているかがよくわかりました。
バタバタの原因は我が子ですが、もう一つは離れと母屋が隣同士にあることです。
忘れ物が多いAD HD
本当に何でもよく忘れる子ですが、2ヶ月の入院生活で、子供の荷物がかなり母屋に移動してしまったため、
様々な荷物を、必要な時に家に持って帰ってきます。毎日夕食を母屋で食べているので、
そのついでに持ってくれば良いのですが、ご飯を食べたことに満足をして、持って帰ってくることを忘れてしまいます。
それならばついでにこれも持ってきて。と言うと「わかった!」と良い返事をしますが、肝心な自分が持ってくるはずのものを忘れてきます。
改めて見るとこれは、かなりバタバタした生活だと思います。
改めて子供が興味を持ったもの
子供には、iPhoneと小さめのパソコンが専用であります。
ある程度共有できれば良いのですが、いろいろなところを触りたい興味があるので、
思わぬデータを消されてたら困るので、子供専用のパソコンを20,000円ほどで買いました。
学校の授業でもパソコンを使うことがあり、その必要性も考えて買いましたが、本来の目的は通信教育です。
年齢的に、塾通いをしてもおかしくはありませんが、学校の勉強にもついていけていない我が子が、塾へ通うのはかなりの負担だと思います。
以前は、テレビCMでもやっている「スタディーサプリ」をやっていましたが、ただ講義を聞くだけで、我が子には理解ができなかったようです。
そこで無学年方式の通信教育を探し「デキタス」に辿り着きました。ポイントがあり、それに応じてご褒美がもらえるのもいいのかなと思いました。
結果的に入会してもほとんどやっていませんでしたが、つい最近やるように急かしたところ、嫌々ながらもやってみたら「100点」が獲得できたので、
それが嬉しくて、ここ最近毎日のように何科目もやっています。学年が限定されていないので戻って学習することもできます。
そして問題も、それほど数が出ないので、子供の集中力の範囲でこなすことができます。
この通信教育を、何日も連続してやってくれたのは初めてのことです。
いつもは遊んでばかりないでと注意するのですが、今度はもうそろそろやめて寝てくださいと、注意をする毎日になっています。
結局のところ、楽しいのはわかりますが限度がわからないので、自分でどこで止めていいのかわからないのです。
もう少し慣れてきたら、時間を決めてやることを習慣付けていきたいと思います。
そんなこんなで毎日、あれを持ってきたりこれを持ってきたり、あれを出したりこれを出したり
そして片付けなさいと言われたり、片付けないので大声を出されたり…
そんなことをしていると、あっという間に1日が過ぎて行きます。
そして私はなぜか、激しい運動をしたわけでもないのにひどく疲れて1日を終えます。
発達障害のある子供たちがみんなこのような生活を送っているわけではありませんが、我が家はまだまだ障害のある生活に慣れていないようです。