入院中は当然ですが、個室ではないので部屋の中で電話をすることができません。
通話可能な場所に行くか、直接会って話すかどちらかで会話をするしかありません。
しかし子供との生活時間と病院の生活時間が合わないため、子供とのコミニケーションはほとんどLINEを使っていました。
繰り返すほどに伝わるLINE
我が子には学習障害があるため、LINEの文字の誤字脱字はいつものことです。
しかしそれ以前に、LINEと言うツールを全く理解していないと言う点がありました。
何年の前に撮影したかわからない写真を突然送ってきたり、どこを写したかわからない写真を突然送ってきたり。
そしてそれに説明などは全くついていません。だからこそ怒られた相手は困るのです。
入院当初はそういうこともありましたが、私が今のことを話そうと言う提案をするとわかったのか、過去の古い写真を送ることをやめました。
次にクリアしなくてはいけないのは、送ってきた写真に対してこれは何なのかを説明することです。
ただ子供の学習のためにローマ字入力にしてあるので、文章が送られてくるのはかなり後になります。
もしくは先に文章数文字を送っておいてしばらく経って写真が送られてくることもあります。
そしてローマ字入力のため、小さい文字の入力ができないので、っゃょなどすべて大きな文字で入力しで来るので、こちらは少し難読になります。
理解し始めたLINEの使い方
入院して1ヵ月ほど経った頃に、やっと理解したのかLINEは写真と文章で相手に伝えたいことを伝えるもの。
と言うことがわかったようですが、今度は食べかけのご飯の写真や、人から送ってきた写真をそのまま転送してきたりするようになりました。
まだ家族だから良いのですが、これが友達とLINEをするようになると大問題になるので、食べかけの写真は送らないように注意をしました。
そしてローマ字入力のせいか、送られてくる文章はとても短いです。でも数がとても多いのです。
ねえ?
えー
なにが?
わからない
まだ文章の前後があれば良いのですが、おはようとかこんにちはとか挨拶もなく″ねぇ?″
突然それを送られてきてもこちらは対応が分かりません。だから既読スルーします。
そうすると今度は″なんで?″と質問型のLINEが来ます。いきなりなんでと聞かれても私もわかりません。これも既読スルーです。
どうしたらしっかりと読んでもらえるようなLINEになるのかを、短い文章でわかりやすく伝えると
はい
と返ってきますが、また翌日にはそれを忘れたのか同じことを繰り返しています。
でも同じことを繰り返しながら、少しずつ会話の内容は高度になってきています。
こんな感じで少しずつ少しずつ、会話の方法や文章の送り方を学習していってくれたらいいなと思っています。