私は今まで自分に支援が必要だと思った事はありませんでした。
しかし他の人から見ていると私は溺れているような状態に見えるのでしょうか?
退院してからの支援が必要だと言うことでケースワーカーさんが支援計画書を作ってくださいました。
子供と異なる支援計画書
我が子には自閉症スペクトラム障害があるので、支援事業所や放課後デイサービスなどから「支援計画書」が定期的に作成され、それに目を通すことが親の役割となっています。
そして今まで普通学級にいましたが、医師の診断書があれば普通学級においても学校における「支援計画書の作成が可能」になると言うことで、医師の診断書を提出し普通級での支援計画を作成してもらいました。
結果的に我が子に関わる支援計画書は3種類作成されています。
支援事業所
放課後デイサービス
小学校
この3箇所で、何をどのようにして工夫してできるようになっていくかと言う支援計画が練られているのです。
なので私の支援計画書が作られることに関しては抵抗はありませんでした。
しかし実際に出来上がったものは、見慣れた文字だけの支援計画書ではなく、図式になった支援計画書でした。
支援先を視覚で見る
私の場合、自分にどんな支援が必要か全く分からない状態なので、図式にしてわかりやすくしてくださったのだと思います。
さらに子供だけではなく、父親の支援も我が家は必要なため、全てを統括した支援計画書を作るのは大変困難な作業です。
そのためあえて図式にして、話を聞いてもらう場所は明確にしたのです。
主に話を聞いてもらうのは子育て支援課です。
私にとって、多分1番不安で困る事は子供に関することだと思います。
支援計画書はありますが、実際に家庭でどのように子供に支援をしていくかと言う事は私にはわかりません。
そのため、親子支えると言う意味で、子育て支援課の方が週に1度以上家庭訪問に来てくださるそうです。
言葉のパズルを組み立てる
私は自分の気持ちを、自分の言葉で表現するのはとても苦手です。
そのことを自覚しているからこそ、自分の苦しみや辛さを人に伝えることができず、ここまで来ました。
そのためとりあえずは子育て支援かの家庭訪問を受けながら、とりとめのない話をしていくことになるでしょう。
そしてそのとりとめのない話の中から、子育て支援課の担当者の方がどんな支援が必要か?どんなアドバイスが必要か?
そういったことを汲み取ってくれる作業をしてくれるのです。
そしてそれにより支援事業所に相談するべきか放課後デイサービスに相談するべきか、
または自分のことなので病院に相談するべきなのかをアドバイスしてくれる予定です。
そして長期休みには、子供を交えて家庭訪問を行い、親子の生活の様子を観察するといったこともあり得る話です。
結果的に退院してからは、私1人の力では生活ができないと言うことがはっきりと示されたのです。
今まで市役所でたらい回しになっていたことも、1つの窓口に相談することにより振り分けてもらえることになりました。
今までよりかなり楽に生活をすることが可能となるのかまだ分かりませんが、この支援計画書をうまく利用していかないといけないとプレッシャーがかかります。