我が子は「放課後等デイサービス」へ通っています。
診断を受けるまでは、市が学校で主宰している「放課後サービス」を利用していました。
学校のサービスは、宿題をみたり、遊んだり、働いている親が帰るまで預かる場所です。
しかし、今我が子が通う「放課後等デイサービス」は発達障害児が必要としているトレーニングをメインに行う場所です。
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様々な個性がある放課後等デイサービス
我が子が「放課後等デイサービス」へ通い始めて3年近く経ちましたが、すでに4か所もの事業所変更をしています。
本来ならば、子供の「小さな成長」もしっかり見ていただきたいので、1か所にずっと通っていたかったのですが、そうもいかない事情がありました。
放課後等デイサービスは市役所の学校関連窓口
まずは、市役所へ行き「療育手帳」をすでに取得している場合は、話しが早いです。
しかし、「発達障害の診断だけ」という場合は、市町村が規定している「医師の診断書」をもらいかかりつけ医に記入をお願いします。
診断書発行には、病院により金額が設定されているので、2,000円から5,000円くらいでしょうか・・・。
子供に関することなので、あまり高額な診断書発行料を請求されることはありません。
診断書が出来上がったら改めて、市役所の窓口へ行き「放課後等デイサービス」へ通う許可証を発行してもらいます。
そして、同時にどの「放課後等デイサービス」へ通うのか決めるのですが、
ここは、老人のディサービスと同じように「支援事業所」を先に決める必要があります。
そして、もうひとつ重要なのは、家庭全体の収入から「利用料」を算出してもらうことです。
非課税世帯ならば0円~
課税世帯ならば4,000円~
が大体の目安です。
支援事業所の役割
支援事業所には「放課後等デイサービス」担当者がいます。
その方と面談をして、この先どう言ったことをまずできるようにしたいか・・・。
まず、どういった支援が必要なのか!?様々な話し合いが行われます。
我が子の場合は
・大人とのコミュニケーション(特に男性)
・手洗い、身だしなみ
・宿題の習慣づけ
・体をうごかすこと
大体4つくらい希望をだしました。
それをもとに、事業所が勧める「放課後等デイサービス」のパンフレットや連絡先を教えてもらいます。
そして、自分でアポイントメントをとり、
子供を連れて見学にいくのか?
まずはどんな場所か自分だけ話しを聞きに行くのか?
実際の活動を子供と見学するのか?
それにより、見学する日を決め、放課後等デイサービスとの話し合いで双方が納得すれば、「無料体験」させていただくことができます。
そして、無料体験を行って正式に契約となると、再び事業支援者の方に「ここに決めました」と報告
そして、放課後等デイサービスとも正式な「契約書」をかわします。
違うものが2部。双方でもつことになるので、4部すべてにサインと捺印・・・。
この作業を何度したでしょうか・・・!?
契約が済んだら予約を入れる
だいたい、月の初めから半ばまでには次の月の「予約表」が渡されます。
ほとんどの放課後等デイサービスでは、この日に「何をやる」とイベントが書き込まれているので
子供がやりたいイベントをまずは中心に予約を入れてもいいでしょう。
我が子の場合は、もう学年も大きいので学校での授業数が増え、放課後等デイサービスに使う時間が短くなってきたので
曜日固定で利用しています。
「イベント」といっても、楽しいイベント名が書いてありますが、実は発達障害児にとっては大切な療育のトレーニングです。
とにかく、家では無理!!人数がいないとできない!!というトレーニングなので、発達障害児にとって、放課後等デイサービスへ通うメリットはとても大きいのです。
内容などについては、また今後触れていきたいと思います。