以前に「精神自立支援証書」の発行でSoftbankでは利用料金の割引が受けられる。ことを書きました。
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しかし、docomoやauでも、「精神障害者福祉手帳」が発行されれば、割引を受けることはできます。
今回は、その2社の割引について書いていきます。
docomoの割引「ハーティ割引」
docomoで行っているのは「ハーティ割引」(ふれあい割引)と言います。割引を受けられる対象者は・・・。
・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保健福祉手帳
を取得した本人に限ります。そして1契約で1回線のみとなります。
割引の内容
- 基本使用料:50%割引
- 付加機能使用料(iモード使用料、留守番電話サービス使用料等):50%割引
- 基本使用料割引後も無料通話分は減額されません。
- いちねん割引等の基本使用料の割引サービスとの併用はできません。
ただし、ファミリー割引の回線数としてカウントされます。 - 新規契約と同時にお申込みになる場合は、契約事務手数料が無料になります。
auの割引「スマイルハート割引」
auで行っているのは「スマイルハート割引」となります。対象となる人は・・・。
・身体障害者手帳
・療育手帳
・神障害者保健福祉手帳
と、なっています。条件はdocomoと同じです。こちらの注意点は「1年単位」での契約が必要となります。
割引の内容
- 基本料金50%割引
- 通話料50%割引(ただし条件有、その他の場合20%割引)
- テレビ通話au同士のみ50%割引(その他の場合は20%割引)
- Cメール受信料50%割引
- 契約期間中に解約・一時休止・廃止の場合は、契約解除料として3,150円 (税込) がかかります。
- 同一名義での申し込みは1回線のみとなります。
Softbankの割引「ハートフレンド割引」
以前にもSoftbankの割引について書きましたが、改めてこちらで書かせていただきます。
Softbankでは「ハートフレンド割引」という名前になります。対象は・・・。
・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・特定疾患医療受給者証
・特定疾患登録者証
・特定医療費(指定難病)受給者証
割引の内容
- 契約事務手数料が無料
- 通話基本料、通話定額ライト基本料から一律1,700円割引
- 対象オプションサービスの月額使用料を60%割引
-
- (ウェブ使用料、留守番電話プラス、割込通話、位置ナビ、電話帳バックアップ)
2年契約のしばりはありません。
こうしてみると、Softbankが障害者向けの割引に幅広く対応しているようですが
いずれの携帯会社でも、窓口での手続きが必要となりますので、可能な場合は本人が
もし、本人が行けない場合は、代理人の方が必要書類をそろえたうえで来店手続きが必要となります。
まとめ
今や携帯電話はガラケーであっても、スマホであってもコミュニケーションツールとしてだけでなく
情報を知るためのツールとして欠かせないアイテムとなっています。
障害があり、収入が限られるから。と持つことをあきらめなくても、自分に合うサービスがある場合もあります。
または、「格安SIMプラン」での契約も、スマホを持つ手段としては考えられます。
使用する回線が大手3社が使用している「4G」ではなく、「3G」と少し速度の遅い回線となりますが、
料金が格安なのに加えて、家族割りなども豊富にそろっているので、スマホやガラケーを持つ際は、
できる限りの情報を集めて、自分自身に最適なプランで携帯を利用できるといいですね。