2020年春、テレビ東京でNEWSの増田貴久さん主演のドラマ「レンタルなんもしない人」が注目を浴びています。
2018年からSNSで始まった個人サービスですが、その実話をもとに書籍化され、
ドラマとなって話題を集めています。そのサービスを行っているのが【森本祥司】さんです。
しかし、ドラマを観ている人から「発達障害なのでは!?」と言った疑問が出ています。
実際はどうなんでしょうか?
森本祥司さんプロフィール
名前 森本祥司(もりもとしょうじ)
生年月日 1983年10月22日
出身地 大阪府
出身校 大阪大学
最終学歴 大阪大学院
家族 妻 子供
職業 なんもしない人
3人兄弟の末っ子として、大阪府に生まれた森本さん。学歴からするとかなり頭は良かったようですが
大学院まで行き、「研究者」となる人が多い中、就職の道を選びます。
参考書の出版社に勤めますが、「自分には向いていない」と3年で退職します。
そして、ライターとして出版社に勤めますが、こちらも「自分に向いていない」と3年で辞めてしまいます。
そんな時、「なんもしないこと」をサービスすることを思い立ち、SNSで発信しました。
最初は冷かしなどもありましたが、「ただ1人の存在が必要」とされる場面でレンタルさんとして活躍の場を切り開くことになります。
当初は、交通費のみの無償サービスでしたが、今は時間制の有料サービスへ移行しています。
サービスの内容
レンタルさんにお願いしたのは収録立ち合いでした。ぼっちも微妙だけど、関係ない友達を連れて行くのもヘンだしってことで、ずっと依頼したかったレンタルさんにお願いしました。ブランドは、世界初スマホアクセサリーのサブスク(https://t.co/rRVCrW1Orc)。番組は、ガールズハッピースタイル。証拠↓ pic.twitter.com/zk58doqqKv
— iToshi SE (@ten4uk) May 21, 2020
依頼できることは、何もしないこと。です。
・自分の代わりに列に並んで欲しい
・一人でパフェ食べるのは寂しいから一緒に食べて
・野良猫との戯れに付き合って
・家具選び1人じゃ恥ずかしいから同行して
など、ごくごく簡単なことで、一人じゃ恥ずかしいけど、もう一人いれば・・・。という時に役立ちます。
しかし、
なんもしない人(ぼく)を貸し出します。常時受付中です。1万円と、国分寺駅からの交通費と、飲食代等の諸経費だけ(かかれば)お支払いいただきます。お問い合わせはDMでもなんでも。飲み食いと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます
と、あるように、こみいった内容は受付できません。
会話もほとんど相づち程度のようです。
そして、ドラマを観ていると、本当に何もしない。
育児中の主婦が外出に付き合って。という依頼に、ベビーカーから赤ちゃんをうつすときも
ベビーカーを畳むのに苦心しているときも、レンタルさんはただ見ているだけ。
何もしないで見ているだけでした。通常であれば、荷物を持ってあげたり、代わりにベビーカーを畳むなど
自分にできることを気づいて手伝いそうですが・・・。
「自分は会社勤めに向いていない」
「人と接することに向かない」
と、自己分析していることなどから、発達障害の中でもADHDが疑われます。
ADHDは知的障害はともなわないので、知能は高いですが、臨機応変な対応を苦手としています。
実際に、レンタルさん自身も「自分は発達障害なのかもしれない」と思っているそうですが、
本格的に「診察」をしたことはまだないそうです。
今の生活に支障をきたしていないならば、診察はひつようなさそうですね。
でも、「自分には障害があるかもしれない」と感じながら、自分の居場所を見つけたレンタルさん。
素敵だと思います。
https://twitter.com/morimotoshoji?s=20