落語会のサラブレッド柳家花緑も発達障害だった!

落語会で、初めて「柳家小さん」を祖父にもつ柳家花緑さん。

軽妙な語り口で、異例の速さで昇進し、小さんの血を感じさせます。

柳家小さんには、娘がいたため孫が生まれ、男なら落語家にしたかったようですが、

家禄の兄は落語向きではないイケメンだったのか、バレエの世界へ。

そこで、小さん最後の弟子として選ばれたのが、落語向きと見られた花緑さんでした。

 

柳家花緑プロフィール

 

名前  柳家花緑(やなぎや かろく)

本名  小林九(こばやし きゅう)

旧名  小林鳩

生年月日   1971年8月2日

血液型  A型

出身地  東京都

祖父  5代目柳家小さん

兄  小林十市 振り付け師

父  和田恵秀  画家、俳優など

母  小林喜美子 元タレント

事務所 Me&Herコーポレーション

 

受賞歴

平成9年度国立演芸場花形演芸大賞

平成11年 彩の国落語大賞

平成12年度国立演芸場花形演芸大賞

 

柳家花緑の発達障害とは?

 

字の読み書きが苦手

黙っていられず、しゃべり続ける

忘れ物が多い

 

障害を知るきっかけ

 

2013年、中学3年時の「1」が並ぶ通知表をテレビで公開したことでした。

そこで、視聴者から思いもしなかった反応が…

 

「発達障害のある我が子の通知表とおなじです。」

 

自分に障害がある事を、そのとき初めて知り、ショックをうけますが、

今は障害があってこそ、この仕事ができるんだと受け入れているそうです。

発達障害があるがゆえに、覚える事が苦手ではありますが、190ほどある落語を兄弟子などから

口伝で教わり、それを録音してなんども聞いておぼえたそうです。

自身の障害を理解して、周りの空気が読めないので、話しすぎや、自分のことばかり話すのは

自制することをこころがけているそうです。

書くことが苦手なので、以前は口実執筆をしていましたが、今では自分の力と言葉で本を執筆されています。


古典落語知っているようで知らない噺のツボ [ 柳家花緑 ]

 

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