落語会で、初めて「柳家小さん」を祖父にもつ柳家花緑さん。
軽妙な語り口で、異例の速さで昇進し、小さんの血を感じさせます。
柳家小さんには、娘がいたため孫が生まれ、男なら落語家にしたかったようですが、
家禄の兄は落語向きではないイケメンだったのか、バレエの世界へ。
そこで、小さん最後の弟子として選ばれたのが、落語向きと見られた花緑さんでした。
柳家花緑プロフィール
【落語見聞録2019/9/19 日本橋劇場】
『第27夜 人形町花緑亭』
②「つる」柳家花緑
爆笑の時事ネタまくらから、これも笑いが波打つような「つる」へ。お客様のレスもよくって、終わって欲しくない至福の時間でした。#柳家花緑 pic.twitter.com/rstnKxdNyW— 加藤たけし@落語サイド (@takeshibassman) September 21, 2019
名前 柳家花緑(やなぎや かろく)
本名 小林九(こばやし きゅう)
旧名 小林鳩
生年月日 1971年8月2日
血液型 A型
出身地 東京都
祖父 5代目柳家小さん
兄 小林十市 振り付け師
父 和田恵秀 画家、俳優など
母 小林喜美子 元タレント
事務所 Me&Herコーポレーション
受賞歴
平成9年度国立演芸場花形演芸大賞
平成11年 彩の国落語大賞
平成12年度国立演芸場花形演芸大賞
柳家花緑の発達障害とは?
字の読み書きが苦手
黙っていられず、しゃべり続ける
忘れ物が多い
障害を知るきっかけ
2013年、中学3年時の「1」が並ぶ通知表をテレビで公開したことでした。
そこで、視聴者から思いもしなかった反応が…
「発達障害のある我が子の通知表とおなじです。」
自分に障害がある事を、そのとき初めて知り、ショックをうけますが、
今は障害があってこそ、この仕事ができるんだと受け入れているそうです。
発達障害があるがゆえに、覚える事が苦手ではありますが、190ほどある落語を兄弟子などから
口伝で教わり、それを録音してなんども聞いておぼえたそうです。
自身の障害を理解して、周りの空気が読めないので、話しすぎや、自分のことばかり話すのは
自制することをこころがけているそうです。
書くことが苦手なので、以前は口実執筆をしていましたが、今では自分の力と言葉で本を執筆されています。