うつ病の治療方法、少しでも早く治して、社会復帰したい!!

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これまでにも書いてきたように、うつ病の治療方法は「抗うつ剤」による

薬による治療が最優先となっています。

入院治療を行う場合も、「抗うつ剤」を服用することは必須となってきます。

しかし、少しでも早く「治療を終わらせたい」「辛い時期を早く乗り越えたい」と思うのは、うつ病の誰もが思うことです。

そこで、今はどのような方法があるのか調べてみました。

 

基本的なうつ病治療

 

基本的にうつ病治療は、

・通院

・医師とのカウンセリング

・心理療法

・抗うつ剤の処方

・抗うつ剤の服用

 

この流れが基本となっていますが、心理療法士などが在籍していない場合は

「認知行動療法」

となる、心理療法は行っていない病院も多くあります。

 

認知行動療法とは・・・!?

 

 

認知行動療法は、医師ではなく「心理療法士」によって行われます。

目的としては

 

・どのような行動がストレスにつながるのか

・どのような行動をすれば自分は楽なのか・・・

 

などといった、ストレスなどへの具体的な対処方法を学び、自分自身のスキルを上げていく方法です。

一般的に「認知行動療法」でうつ病治療した場合は、再発率も低いとされています。

 

抗うつ剤による治療

 

 

これは何度も言うように、今現在の「うつ病治療」の基本となっています。

しかし、疑問に思いませんか!?

 

「うつ病の根本的原因がわからないのに、薬を処方される」

 

抗うつ剤が開発された歴史を見ると、逆説的になります。

胃薬を開発したはずが、一定の精神的症状を示す人が、改善をしていった。

この結果から、この働きは何によるものなのか!?

という研究がはじまり、同時に一定の精神的疾患を示す人はどういう病気なのか!?

と、同時進行的に薬の開発と、うつ病の解明がすすめられています。

というのも、まだ、この研究は完全に終わっていないのです。

 

そのため、「抗うつ剤」と言っても一人一人の症状が違えば、処方される薬も違ってくるのですが

同じような症状を10示す患者が10人いたとしても

・度合が違う

・強くでる症状が違う

・体質が違う

・性別が違う

・生活環境が違う

様々な違いがあるため、誰もに「同じ抗うつ剤」を処方しても「同じ効果」が得られるわけではないのです。

そのため、医師と一緒に定期的な通院で行われるのが、自分に合った「抗うつ剤」探しです。

しかし、抗うつ剤が効果を現し始めるのは、遅くとも「2週間程度」ということで

短くても、2週間ごとに薬の判定が行われます。

そして、合わないと判断された場合は、次の抗うつ剤を試していくのです。

そのため、「抗うつ剤」での治療が基本ですが、治療期間は薬の判別期間が長くかかることもあるので、治療期間も長くなります。

 

今注目されている治療方法

うつ病を少しでも早く治して、社会復帰、元の生活に戻りたい。

というのは、誰もが願っていることです。しかし、今の保険制度ではできない治療方法もあるのです。

 

ヒプノセラピー

聞きなれない言葉かもしれませんが、似たようなものに「催眠術」という言葉がありますが

しかし、それとはまったく異なります。

「催眠術をかけてうつ病を治した振りをする」

というわけではなく、「後退催眠」と呼ばれることが多いのですが、その原因となったところまで記憶をさかのぼって「解決」することで

問題を解決するのです。ここでいう「問題」とはうつ病のことです。

 

リラックスできる状態で、「後退催眠」を受けますが、これは誰でも受けられるわけではありません。

私も過去に、違った理由(夫からのDV)からヒプノセラピーと出会い「後退催眠」を受けることになりましたが

私自身の心の殻が固すぎて、リラックス状態に入ることすらできませんでした。

 

うつ病の人は様々なストレスで、自分の周りにとても頑丈なとりでを築いていることがあります。

まずは、ヒプノセラピーで会話によるカウンセリングから、そのとりでを少しずつ崩していくことから始まります。

そして、セラピストが「OK」となったら「後退催眠」が始まります。

 

つまり、うつ病の「原因」となったところまで、本人がさかのぼり、その時どう思い、どう感じて、どう対処したのか・・・。

そして、どうしたらそうならなかったのか・・・。などと、当時に戻り問題を解決しなおします。

その原因が本人も記憶に残っていない「幼少期」にあることもあります。

もしくは「母の胎内」までさかのぼることもあります。

 

しかし、注意しなくてはいけないのは「ヒプノセラピー」による治療は、健康保険が適用されないので

1回2時間ほどの治療で2万円ほどの実費がかかります。

そして、セラピストの「技術」にも治療は左右されるため、確実に寛解に向かわせてくれるたしかな「セラピスト」を見つけるのは至難の技かもしれません。

ただ、単にホームページを見て、金額が安いからためしに。といった軽い気持ちでの施術は悪循環になる可能性もあります。

 

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光や磁気による治療法

こちらも、保険適用外のため治療はかなり高額になります。

そして、必ず効果が出ることも補償されていませんが、1回10万円ほどで頭部に特殊な光を当てます。

それを定期的に続けることにより、うつ病が快方に向かっていくと言われています。

 

そして、磁気による治療も試みがあります。

こちらは、光治療よりも治療費は少し安いかと思いますが、やはり保険適用外です。

そして、こちらも定期的に磁気を当てることにより快方を目指す。

といった方法になります。

 

これらの方法に関しては、また後日詳しく記述させていただきたいと思います。

 

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*こちらに紹介している治療法は、「確かな」治療法というわけではありません。

自己判断、自己責任にておねがいいたします。

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