うつ病の症状として多く見られるのはどのようなことか?

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「うつ病」と診断されるからにはそれなりの「症状」が他者から見てもわかるものです。

では、一般的に「うつ病」というとどのような症状が多くみられるのかみていきます。

もし、この記事を目にした人の周りで、同じような症状を訴える人がいる場合「うつ病」の可能性があります。

うつ病の特徴として、本人よりも周りが気づくことが多いのです。

 

体に出る症状

 

うつ病の症状としてまず初期症状に多いのが「体に出る症状」です。

しかし、これはただの「不調」とか、「疲れ」ということでそのまま放置され、やがて様々な症状へとつながります。

 

体がだるい

 

これは働きすぎであったり、重労働をした後なども同じように「体がだるくなる」ため

本人は”働きすぎかもしれない””少し休めば治るだろう”と思いがちです。

確かに、少し休めばだるさは幾分か和らぎますが、うつ病の場合「すっきり」とだるさがなくなることはありません。

そして、特に時間帯で多いのが、午前中に体のだるさを感じるということです。

 

通常であれば、午前中はまだ体力も残っており、元気なはずですが仕事の前からすでに体がだるくなるのです。

決して「さぼりたい」わけではなく、心に反して体が全くついていかない場合があります。

もし、仕事をしている仲間が、突然仕事の効率が落ち、午前中からだるそうなそぶりを見せていたら注意が必要かもしれません。

 

足が鉛のように重くなる

 

これはよく聞く症状の一つです。「体が鉛のように重くなる」と感じる人もいます。

私自身も、この症状は経験したのですが、時期が冬だったこともあり

”もしかしてインフルエンザの熱で体が重く感じるのでは!?”

と、勝手な自己判断をしていました。

いつもの自分の体と、さほど重さは変わらないはずなのに、「1歩」踏み出すのがやっと・・・。

駐車場の車から、職場の入り口まで途方もなく距離を感じました。

そして、いつものように歩いているのに、全く前に進んでいない気持ちにもなりました。

 

肩こりや頭痛

 

 

この症状も普段から感じている人も多いので、この「肩こり」「頭痛」がまさかうつの前兆だと思う人は少ないでしょう。

しかし、頭、肩、首、背中などに痛みを感じる人はとても多くいます。

私は「異常に首が痛み」増した。上を見上げることも、振り返ることもできず

体ごと後ろへ下がり、上の棚の物を確認したり、体ごと振り返ったり・・・。

整形外科へ行くも、異常はどこにもありませんでした。あとから考えると「うつ病の前兆」だったんだな。

と、思います。それほどまでに「異常」な痛みがくるので、いつもの常備薬が効かない、病院の検査でも異常がない。

と、言った場合は注意が必要です。

 

微熱が続く

 

 

これは個人差があると思います。そしてホルモンバランスの崩れも関係してくるのかもしれませんが

37.5℃あたりの熱がずっとさがらないまま。何か月もその状態のため、気が付くと微熱があることが普通になってきます。

しかし、よく考えれば「熱」があるので、仕事の効率が落ちたり、判断力の低下など様々なことへ影響していきます。

よく、風邪をひかないためには平熱は高いほうがいい。と聞きますが、微熱あたりがずっと続く場合は注意が必要です。

 

体のサインをいち早くキャッチすること

 

 

こうした体のサインは「うつ病」を示すことが多くあります。

他の病院(診療科目)に行っても異常が見つからない場合、「うつ病」を疑ってみてください。

うつ病の場合は、精神科、もしくは心療内科です。ほかの診療科目で「うつ病かもしれません」と言ってくれるのは

産婦人科くらいでしょう。産婦人科では「産後うつ」に対して薬を処方することができます。

しかし、通常のうつ病では精神科、もしくは心療内科の専門医でないと「薬は処方できない」仕組みになっています。

それだけ、薬の管理が厳しいということも言えるのかもしれません。

 

漢方で対応する場合もある

 

うつ病は抗うつ剤を服用し、自宅療養が基本の治療となっていますが

場合によっては漢方で対応することもあります。

もし、精神科、心療内科などを受診するのに抵抗がある場合、漢方医という手段もあります。

 

これも私の経験談ですが、違う目的でずっと「漢方医」の元に通っていましたが

(自分は精神科を受診しなくてはいけない!!)とはっきり自覚したとき、これは住んでいる地域によりますが

私の住む地域には専門医がほとんどなかったのです。しかし、精神科の必要性を感じたと同時に症状は一気に悪化しました。

母子家庭であるにも関わらず、日常生活が回らなくなったのです。

しかも、仕事も放りだすわけにもいかない、まさに八方ふさがりの状態でした。

 

しかし、いつもの漢方医へ行く日に、思い切って症状を相談してみると

症状の改善が見込める漢方と、たまたま婦人科もある病院だったので、精神科医ではなくても処方できる程度の薬

早く専門医が見つかることを願って処方してもらうことができました。

うつ病には「この漢方が効く」といったものはありません。漢方は個人の体質やタイプなど細かな分類の中で処方されているので

もし、漢方医が近くにいない場合でも、もしかしたら「漢方薬局」と掲げてあるところならば、相談に乗ってくれるかもしれません。

 

まとめ

 

うつ病の初期に「体に出る症状」についてあげさせていただきましたが、これは本当に「人それぞれ」なので

必ずしもこの症状が「初期症状」として当てはまるか!?と、言ったらそうでない方も見えると思います。

参考程度に頭の片隅に置いていただけたら。と思います。

 

「うつ病」になるメカニズムについて

 

 

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