入院54日目を終えて、思うことを考えること

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最初私は入院をするときに、1ヵ月と期限を決めて入院をしました。

しかし気づいてみれば、すでに2ヶ月近く入院していることになります。

特に治療が長引いたわけではなく、私の退院後に支援が必要なため、その支援の準備のために時間がかかったと言うことになります。

追伸、病院に入院するのは初めてのことですが、思ったことがあります。

 

入院患者について

入院している患者さんについては、女性の方が圧倒的に多いのですが、症状が重いのは圧倒的に男性の方だと思います。

男女混合の病棟ですが、女性の方はすぐ退院していなくなりますが、男性の場合の入れ替わりはさほど頻繁にはありません。

それは男性の性格上のこともあると思います。

 

女性は性格的に、できないと思ったことを認めることがある程度容易できるのではないでしょうか?

だからこそうつ病や精神疾患になり、自分の中でできないと思い、これじゃいけないと思った瞬間に入院と言う手を考えます。

 

しかし男性の場合は、プライドというか社会的立場が女性よりも高いといった思い込みがあるせいか、できなくなってしまったことを認めることができないのが、症状を悪化させてしまうのではないでしょうか?

もし男性が、精神的に苦痛や辛い思いを味わっているならば、それを認めてすぐに病院に駆け込むことができれば症状はすぐに軽い状態で治療が開始できるのではないでしょうか。

しかし多くの男性の場合は、「自分がこんなにできないはずはない」と言う思い込みが多く、できないことを精神的な病のせいではなく自分の心の様子だと思い込んでしまうことが、症状を重くさせる要因の1番の原因ではないでしょうか。

 

変わらない顔ぶれ

この病院には病棟がいくつもあり、症状や状態により入院病棟が分かれているように、自由に売店に行ける人やいけない人がいます。

私は制限は何もないので、自由に玄関までなら行動することができます。

その時に他の病棟に入院している人に会うこともありますが、いつも同じ男性に会います。

他の方に聞くとこの病院に10年以上はいらっしゃる方だそうです。見た感じまだ60前です。という事は働き盛りの50代で入院し、そのまま病院に入っていると言うことになります。

他にも同じ病棟に、男性はいらっしゃいますが、いつも同じことを繰り返している男性がいます。その方もきっと長い間この病院に入院しているのではないでしょうか?

ただ、他人に危害を加えるような凶暴性がないため、同じ病棟にいるのでは?

と、自己推測をしています。

 

女性の場合、生まれつきの精神疾患で、長期入院という方はいらっしゃいますが、私のいる病棟では、入院してきた。と思っても1ヶ月もしないうちに退院していきます。

女性は自分の弱さを認めるけれど、男性はなかなか認められない。

これが男性と女性にとって、症状に大きく現れてくる違いだと思います。

 

うつ病の入院日記

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