入院費の請求が来た。精神手帳を取得してから入院してよかった。

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ずっと来なかった請求書が、やっと今手元に届きました。1ヵ月分の請求が一気にきたので覚悟をして封筒を開けました。

しかし結果的には、拍子抜けするほどの金額でびっくりしました。

その要因に精神福祉手帳の取得が大きく関わっていました。

 

1年半経過すると交付可能な手帳

私は、うつ病がいつ治るか分からないので、収入的な不安定な部分を補うために少しでも状態が良くなれば働きたいと思います。

しかし通常の仕事に就くのは、かなり無理があるかなと思うので、精神手帳を取得することにしました。

手帳の取得の条件

手帳は鬱病にかかれば誰でも簡単に交付されるわけではありません。いくつかの条件を満たしていれば交付受けられることができます。

・初診から同じ病院に1年半以上通っていること

・初診から継続して同じ病気で、同じ病院に定期的に通院していること

・途中で病院が変わったとしても、初診の病院が証明できること

 

すなわち大切なキーワードとなってくるのが

初診と1年半

この条件をクリアしていれば、自治体の福祉課にある専用の診断書を医師に記入してもらえれば交付可能となる場合があります。

ただし、診断書の発行は実費なので病院によりますが3.000円から7.000円ほどの開きがあるので、かかりつけの病院に相談してください。

 

手帳を交付してから入院したメリット

うつ病と診断されて半年経過すると発行可能となる「精神自立支援証」では、通院している精神科もしくは心療内科のみ医療費が1割負担となります。

しかし、さらに1年経過して発行される手帳にはもう一つ意味があります。

『福祉医療費受給者証』

これは、紙1枚ですが、自立支援と違い他の受診科目でも医療費の負担がありません。

同じ役割を持つものに

母子家庭医療受給者証

があります。我が家はいままで親子でこちらの受給者証を利用していましたが、私が手帳を取得したことにより、私は福祉、子供は母子の受給者証に分かれました。

 

精神自立支援証書があれば医療費は1割負担なので、それでも入院にかかる医療費が1割は嬉しいですが

福祉医療費受給者証の交付を受けていれば無料になります。ただし保険がきくもののみ。

 

・差額ベッド代

・病着

・作業療法などの材料費

・食事

 

などは、そのままの金額で請求されるので注意が必要です。

私の場合

・大部屋(差額ベッド代なし)

・診察

・作業療法なし

・病着持ち込み

このため、31日間の入院でかかった費用は食事代のみになります。

1食500円近かったので、1日3食で1500円に1ヶ月分の料金ですが、途中外出などで食事をキャンセルした場合には請求されません。

もし、手帳を取得しないまま入院した場合、診察が4万ほどかかっているので、その1割がプラスされます。

初診から半年経っていない場合は、この4万はそのまま乗せられます。そして、おそらくうつ病を発症して、すぐ入院となると

気分の不安定もあり、個室になる可能性があります。

入院してゆっくり休むことはとても大切ですが、お金の心配は尽きないですね。

任意で入院保健に加入しておくこともたいせつです。

 

うつ病の入院日記

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