うつ病を克服した芸能人「丸岡いずみ」さん(アナウンサー)

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映画評論家の有村崑さんとご結婚されて、代理出産にてお子様もさずかり、

とても幸せいっぱいに見える丸岡さんですが、実は辛いうつ病を体験しています。

その頃の様子も書籍として出版されています。

そして、うつ病の支えとなったのが、当時まだ友達だった有村崑さんの存在や両親の理解だったそうです。

今回は、丸岡いずみさんのうつ病経験を見ていきます。

 

アナウンサー「丸岡いずみ」さんプロフィール

 

名前:丸岡いずみ

生年月日:1971年8月6日

血液型:O型

職業:フリーアナウンサー

出身校:関西学院大学文学部

早稲田大学大学院人間科学研究科修了(人間科学修士)

出身地:徳島県

デビュー:1994年(北海道文化放送アナウンサー)

 

北海道文化放送のアナウンサーを経てフリーアナウンサーとなった後、

日本テレビの報道記者となったが、その時担当していた情報番組「ミヤネ屋」のニュースコーナーを担当し

「奇蹟の38歳」

と、言われるほどの美貌でファンも多かった。

 

丸岡いずみさんのうつ病発症

 

丸岡いずみさんがうつ病を発症したのは、2011年のことです。

この時何があったか記憶に残っている人も多いでしょう。

「東日本大震災」

です。その大震災がなぜ丸岡さんのうつ病に関係しているのか!?

丸岡さんが発症したのは「震災うつ病」といううつ病です。

治療方法などに関しては通常のうつ病と変わりませんが、「震災うつ病」とはどういったものなのでしょうか!?

 

震災うつ病とは・・・?

 

震災うつ病とは、うつ病の種類の中にはっきりと明記されている「うつ病」とは異なります。

 

関連記事

意外と知られていないうつ病は約10種類ある。

自然災害はいつどこで起きるかわかりません。

特に、日本は地震も多い国のひとつです。そして、近年「自然災害」がとても増えています。

「震災うつ病」は誰にでもなりうる「うつ病」なのです。

 

震災による強いショックで発症する

凄惨な現場を目の当たりにすることで発症する

ストレスの多い避難生活で発症する

 

こういったことで起こるのが「震災うつ病」と言われています。

では、なぜ丸岡いずみさんは「震災うつ病」となったのでしょうか!?震災の日、彼女は東京にいたはずです。

しかし、その当時夕方のニュース番組「news every.」のキャスターを担当していました。

その関係で何日も「現地取材」を行ったのです。

震災うつ病の2番目の原因にあたる、凄惨な現場を目の当たりにし続けながら

被災地の情報を伝え続けたことにより、より強いストレスが知らないうちに、丸岡さんを苦しめていたのです。

 

丸岡いずみさんを襲ったうつ症状

 


丸岡いずみさんを襲ったうつ症状

 

冷や汗

悪寒

思考能力の低下

吹き出物

不眠症

様々なうつ病の症状がみられましたが、丸岡いずみさんはそれを受け入れませんでした。

 

自分はうつ病になる訳がない

 

処方されたくすりも、「抗うつ剤を服用すると人格が変わってしまう」と間違った思い込みから

抗うつ剤を拒否し続けたのです。しかし、症状は悪化していく一方で徳島の実家で静養することになりました。

 

うつ病治療の転機

 

「抗うつ剤」の服用を間違った思い込みから拒否し続けた丸岡さん。

そして、仕事をしていることで「自分の価値」を見出していたため、「仕事をできないなんてもう自分に価値はない」

と、様々な思い込みが、丸岡さんのうつ病治療を邪魔し続けましたが

丸岡さんの父がかけた言葉

 

休むことも生きること

 

その言葉にはっとさせられ、仕事だけが自分の人生でないことに気付くことができました。

そして、当時友人づきあいをしていた有村崑さんに何気なく「わたしうつなんだよね。」

と、打ち明けると、「誰でもなるもんだよね」と思いがけない言葉が返ってきて心が楽になり

本格的にうつ病治療に取り組むために、入院することを決意します。

そして、処方された「抗うつ剤」をしっかり服用することで快方に向かっていきました。

 

しかし、この話しには後日談があり、有村崑さんは「うつ病」と聞いてかなり困惑をしたそうです。

実は、うつ病についての知識を何も持ち合わせていなかったのです。しかし、そこから出た言葉が丸岡さんを救ったのです。

そして、その後有村さんは「うつ病」について理解を深めようと何冊もの本を買い勉強をしたそうです。

 

電子書籍


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休むことも生きること 頑張る人ほど気をつけたい12の「うつフラグ」【電子書籍】[ 丸岡いずみ ]


ひとたらし【電子書籍】[ 丸岡いずみ ]

 

まとめ

 

丸岡いずみさんの場合、本人に「うつ病」に対する大きな誤解がありましたが、周りの対応に助けられ1年ほどで日常生活ができるまでに。

うつ病は本人が一番大切ですが、その周りを取り囲む人たちの言動や行動、そして気配りがどれだけ助けになるか・・・。

もし、周りにうつ病のお友達などがいたら絶対に「否定」したり「責めたり」しないでください。

「大丈夫?」と言われても、本人は大丈夫ではなくても「うん、大丈夫」と答えるしかできないのです。

もっと気軽に「あぁ、そういえば友達もうつ病だったよ。それでね・・・。」と聞いた話しでもいいので体験談とか聞けるとほっとするかもしれません。

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