うつ病の治療方法は「抗うつ剤の服用」が基本中の基本!!

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うつ病かも・・・。

と、思ったところから、病院を探し「うつ病」という診断が出た場合

どのように治療が進んでいくのでしょうか!?うつ病は1度発症すると、「再発率」が50%ととても高いため

完治という言葉は使われず、「寛解」という言葉が使われます。そしてその寛解に至るまでの期間は

一番多くの人が「1年半」と言われています。それだけうつ病は時間をかけてゆっくりと直していく必要があるのです。

 

診断名:うつ病と言われた場合

 

精神科もしくは、心療内科を受診し、カウンセラーや先生との会話の中で診断が出ます。

もし、うつ病と診断された場合、「薬」が処方されます。

うつ病の治療は服薬治療が基本です。病院によっては専門のカウンセラーを置き「心理療法」を行っている場合もあります。

うつ病の場合、処方される薬は「抗うつ剤」と言います。

 

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病院によっては、診断名を言わない場合もあります。

私が通院している心療内科もそうですが、診断名を言われたことがありません。

きっと、患者に対する配慮からだと思いますが、先生との会話の中に「抗うつ剤」という言葉が出てきたり

処方された薬を自分でよく知ることから、自身の状態を把握しているので

私は今でも「自分の病名」を先生から言われたことはないので、一応「知らない」ということですね(;^_^A

 

処方された薬を必ず確認する

 

「うつ病」と診断された場合、「抗うつ剤」が処方されますが、抗うつ剤はその性質から1種類を処方することが基本です。

そして、その1種類の服用を2週間最低でも続けます。抗うつ剤の効果が表れ始めるのは「2週間」が基本です。

薬をしっかり処方されているのに、効果が感じられない。

と焦ることはありません。うつ病の治療に時間がかかる1つの原因に、個人、個人に合う「抗うつ剤を見つけるのに時間がかかる」ということがあります。

 

 

服用してすぐ効果が出る薬ではないことを理解して、治療に専念しましょう。

そして、抗うつ剤の処方は基本1種類ですが、不眠症や、不安症など他の病気も併発している場合

それぞれに対して薬が処方されているので、人によっては処方される薬が何種類かになる場合があります。

もちろん、病院からの処方なので、「飲み合わせ」はきっちりと考えられていますが、

やはり「うつ病を早く治したい」という思いから、サプリメントや食事などで相乗効果を望む人も多くいらっしゃるかもしれません。

しかし、薬の中には「セントジョーンズワート」(西洋オトギリソウ)との併用を禁止しているものもあります。

 

「セントジョーンズワート」は心を落ち着かせたり、安眠に効果的ということで

使用している人も多いと思いますが、抗うつ剤によっては「使用は避けてください」と注意書きがあるので

多くの薬を処方された場合も、薬が少ない場合でも、一緒に渡される薬の説明をしっかり読みましょう。

 

副作用があって当たり前

 

薬の説明書には必ず「副作用」についても書かれています。

代表的な副作用として

・めまい

・食欲不振

・体重増加

・吐き気

・頭痛

などがありますが、こういった副作用は1週間くらいの服用で慣れることができます。

しかし、2週間近く服用しても、めまいや頭痛が治まらない場合は、「薬が合わない」ということで、薬が変更されます。

その他にも、2週間経っても状態が変わらない場合「薬が合わない」ということで変更となります。

そして、これは本当にまれなことだと思いますが、同じ成分の同じ薬でも先に販売が開始された薬

後発薬となる「ジェネリック」ですが、この違いだけでも「合う」「合わない」という場合もあるようです。

そのようなことがあるためか、私が通う心療内科では先発薬と同じメーカー後発薬を使用しているようです。

 

そして、医師によっては「副作用」について「飲みやすい・飲みにくい」と表現することがあります。

喉を通りやすいか、通りづらいかということではないのでご注意を。

 

治療は自宅か入院か選ぶこともできる

 

 

うつ病となると今まで普通にできていたことが「出来なくなり」ます。

本人は決してさぼっているわけではないのです。

うつ病は様々な変化をもたらします。

・決断力の低下

・計画を立てられない

・手順がわからない

・思考力が低下する

と、言った変化があるため、特に家事を行っている1人暮らしの人や、家庭のある人は

今まで行っていた家事が難しくなります

 

・食品を買いに行っても何を買ったらよいかわからない

・料理の手順が分からない

・洗濯物を片付ける意欲がわかない

・掃除をする気力がわかない

・文章などの理解が難しい(レシピを読んでも理解できない)

 

これは、本当に当事者ではないとわからない状態だと思います。

私は食品を買いに行くと、必ず「バナナ」を買います。

バナナは調理せず食べることができ、うつ病に大切な栄養素がしっかりと詰まっているので欠かさないようにしているのですが

うつ状態がひどい時には、スーパーへ行っても、30分くらい滞在して何も買わずに帰ることがあります。

「買わなかった」のではなく「買えなかった」のです。

ただの「バナナ」なのに・・・。

私がよく行くスーパーにはバナナが4種類くらいあります。

その中から一番安いのを選べばいいのですが、

 

「この値段でいいのかな!?」

「大きさはこれでいいのかな!?」

「本数はこのくらいでいいのかな!?」

「熟し具合はどれがいいのかな!?」

「これだけ買ったらどのくらい持つのかな!?」

「これだけ買えば次まで足りるのかな!?」

 

たったバナナ1種類買おうとしただけで、様々な思いが出てくるのですが

思考力が低下しているので、頭に疑問は出てきても、答えは出てきません

その結果、バナナが買えないのです( ノД`)シクシク…

本当に、車に手ぶらで帰り号泣しました。子供が食べる物も結局買えない。

そんな状況になることもしばしばあります。

 

こういった場合「在宅」での治療は可能でしょうか?

たぶん難しいと思います。可能であれば「入院」を希望しましょう。

入院の場合は基本1か月となるようですが、身の回りのことは病院に任せられるので

自分は治療に専念することができます

もし、「入院」が困難な状況(仕事だったり、子供を預ける人がいない場合)などは、医師と相談して

通院間隔を調整することで乗り切る方法もあります。

通院間隔を調整したからと言って、頻繁に薬が変わるわけではありませんが、入院が困難な場合

身近に「話しを聞いてくれる」「自分の状態を把握してくれる」人がいない状況が多いと思います。

通院間隔を調整して、カウンセラーさんや、先生に話しを聞いてもらうだけでも、

「自分の状況を分かってくれる」という安心感があるので、また気持ちも違ってきますよ(*^▽^*)

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