うつ病の治療に有効な「行動認知療法」とはどんなことをやるのか!?
うつ病の治療では「抗うつ剤」はテッパン!!
しかし、病院によっては漢方療法を取り入れていたり、心理療法士による「行動認知療法」を行ったりしています。
私が通院している心療内科では、専門の療法士がいないため、「行動認知療法」は行わず
抗うつ剤+必要な方には漢方処方を行っています。
「行動認知療法」は行っていませんが、病院のいたるところ、手の届きやすい場所にノートがたくさん置いてあります。
それが「行動認知療法」に使用するノートです。
用意するのはノート
私も病院から何冊かノートはもらってきましたが、自分でつける気もなく・・・
人にあげてしまったりしていました。
しかし、ノートの内容はしっかり見てみましたが、その時は「とても今の自分では続けられない」
と思ったのです。
自分の日常をノートに書きだしていく。
ただ、それだけのこと。それが無理でも、その日の気分にチェックを入れるだけ。
という簡単なものなのですが、なかなか書ける気がしないため、頻繁に連絡を取る友人に代りに書いて!!
と、他力本願です(;^_^A
市販されているノート
病院に配布されていない場合、市販のノートが販売されています。
生きづらい毎日に それでいい。実践ノート [ 細川 貂々 ]
こちらのノートは「ツレがうつになりまして」で以前にもこちらで映画を取り上げました。
旦那様のうつ体験を、元々アニメーターであった細川貂々さんが、1冊の本にして、そこから
「ツレがうつになりまして」シリーズとして、何冊も出版されています。
以前に、テレビでご夫婦で出演されていましたが、細川貂々さんが本や、ノートなどのアイテムを出版していますが
旦那様はうつ病体験をもとに、講演会や主夫業などを行ないつつ、二人の所属する事務所の社長さんとして日々忙しく活動されているようです。
そんな細川貂々が出版しているノートなので、ちょっとしたコラムや、アニメが入っていて堅苦しいノートではないので、
まずは手に取ってみるにはいいノートかもしれません。
簡単スマホのアプリで行動認知療法
今ほとんど誰もがスマートフォンを持っていると思いますが、そのスマホのアプリの中にも
「行動認知療法」を手助けしてくれるアプリがいくつかあります。
androidでもIphoneでも、アプリショップで「うつ」というキーワードを入れるだけで
かなりの数のアプリが出てくると思います。
私もいくつかダウンロードをして試してみましたが、
日々の気分を入力していくもの
服用している薬を管理するもの
チェックしていき今の自分の状態を知るもの
大きく分けるとその3種類でしょうか・・・。
結局私は「今の私にはできない・・・」と削除してしまったのですが、うつの状態が少し軽くなってきた方には
「行動認知療法」を取り入れることにより、うつを克服する時間が短縮される可能性があり
そして、この「行動認知療法」の狙いは、考え方を、見方を変えていく。という狙いもあるので
再発率50%といわれている、うつの再発を防ぐ目的でも、「行動認知療法」を初めて見ませんか!?
抗うつ剤だけに頼るのもいいですが、頭の中や、行動から自分がどう思ったのか!?
そういった小さなことですが、整理していくだけでも、少しでも早く社会復帰ができる可能性が高まります。
まとめ
今回は自分はやっていないのに「行動認知療法」を取り上げてみました。
私の症状は、日々ジェットコースターのようで、自分を振り返る時間を持つことも難しい日がほとんどです。
実際、映画「ツレがうつになりまして」は、旦那様が行動認知療法として、医師から勧められた日々のノート記入を元に
奥様が本にして、それが映画となっています。
映画の中でも、几帳面なツレが、ノートに細かくその日の出来事を書き込むシーンが何度も出てきます。
実際、旦那様は今は会社の社長として、元気に社会復帰されているので、「行動認知療法」もうつ病には有効な方法だと思います。
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