1人取り残されているような孤独感。

広告

私が入院している2カ月間に、世の中はしっかりと動いています。その中で1人取り残された孤独感が襲ってきます。

久しぶりに母と話をしましたが、私が入院してから、すでに2人近所の方が亡くなっています。

1人は高齢の方で、もう1人は父と同じ世代です。

 

亡くなると言うものはあっけない

亡くなった2人の方は、どちらも家と親戚である間柄です。

本屋や本家など地方言う呼び方が違うと思いますが、そんなような間柄で、昔は誰かが兄弟であった家です。

1人の方は、高齢でもあり、老人介護サービスを受けていました。

最後に見たのは何年前か覚えていませんが、地面に座って畑仕事をしていた姿を覚えています。

死後は検体に出したらしく、お葬式は4〜5年後と言うことです。おそらく私が葬式に出席することになるかもしれません。

私が入院してすぐに亡くなったそうです。

小さいときには、毎年お正月になると着物を着付けてくれた優しいおばあちゃんでした。

 

命を大切にしない人

もう1人亡くなった方も、家とはさらに近い関係の親戚でした。

胃がんを患ったり、肺気胸を患い何度も入院したため、介護認定を受けデイサービスに通っていました。

それでも大好きなタバコとお酒は止められず、その上食料もまともに取らない人でした。

3人は私と同世代の女の子がいますが、全員お辞めに出てしまい家には奥さんとその方2人で住んでいました。

私が入院する前は、ちょうど稲刈りの時期で3人の娘の旦那さんがそれぞれ手伝いに来て、亡くなった方も元気に稲刈りをしていました。

しかし何度も大病患った上に、お酒やタバコはどうしても止められず、誰が言っても効果がなく、結局はあっけなくなくなってしまいました。

入院している2ヶ月の間に、2人の方が亡くなる。時間は止まることなく動いていると感じます。

 

おじさんの行く末

私の叔父は、我が子が生まれた頃に心臓発作を起こし2度倒れました。

1度目は勤務先で倒れたため、すぐに救急搬送され命を取り留め、脳の損傷もなく元気に回復しましたが、

2度目に心臓発作を起こした時は、山奥の公民館であったためAEDと言うシステムも装備してなく、救急車の到着も遅れたため脳に大きな損傷をいました。

叔父もお酒とタバコが大好きでした。

そして今回亡くなった近所の方のように、肺気胸も2度ほど患っています。

それでもタバコは止められず、心臓発作で倒れたのです。そして元気に回復し、タバコやお酒を止めているふりをしたのですが、隠れてタバコを吸っていたのです。

そして、2度目の心臓発作でまったくの別人のようになってしまいました。しかし何度か肺炎になり命が危ないと言う事もありましたが、10年近く生きてくれています。

うつ病患って、それを苦にして亡くなる人もいますが、こうして病気を患いあっという間になくなっていく人もいます。

どちらが良いと言うわけではありませんが、突然亡くなった場合、残された人はどうしたら良いんでしょうか?

近所の親戚の方が心配です。

2人で暮らしていたのが急に、1人になってしまった寂しさから、何か病気を患ってしまわないか気になるところですが、近所付き合いもあるので大丈夫かなと感じています。

うつ病になる人の多くは、最愛の家族をなくして、空虚感にさらされた時です。

検体に出された方は、それほどの覚悟があって、家族にもしっかりとした覚悟があったので大丈夫かと思います。

ただ、昨日まで元気だった人が亡くなるのはとても辛いと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です