やけに静かな病棟

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嵐の前の静けさ?

今日は、とてもよく晴れて洗濯物も久しぶりに外に干せた(⌒▽⌒)

睡眠導入剤を、以前使っていた「フルニトラゼパム」に変更してもらい

夜中3時にトイレに起きた後も、眠ることができた!

ただ、6時に起きてから、眠らない努力が必要になったけど…。

 

昨日のこと

この病院は個人経営の「精神専門」の病棟。

でも、平日の診察は別の場所に「クリニック」として建物があり

退院するとそこで診察を受ける。

その他にも手広く「精神」に関わる事業展開をしているため、私は平常は違うクリニックに通い

月に1回ここの経営する、カウンセリングなどを行うセンターで、定期的にカウンセリングを続け

この病院とのつながりを持っている。

だから、今回の入院も、定期のカウンセリングで「もう辛いでしょ?静養したら?」というアドバイスから静養入院している。

だから、このフロアは、定期的に気持ちのメンテナンスで「静養入院」を希望する、もしくは勧められた人しかいない。

 

入院期間は人それぞれだけど2週間から1ヶ月が多いかな。

先日1人女性が入院してきた。大部屋4部屋しかないフロアで、髪をブリーチしてるから目立つ。

入院中は、別の場所にあるクリニックの診察が終わると、医師たちは病棟に来ることが多い。

そして、入院患者の診察をするが、たまたま昨日、私は診察だった。

診察中は気づかなかったが、廊下に出ると奥で騒ぎが起きていた。

「だから、痛いから離して!触らないでっていってるでしょっ!!痛いっ!触らないで!!」

でも、かすかに聞こえる看護師の声は、

あなたが…だから、離すわけにはいかない

野次馬に興味はないので、そのまま部屋に戻り、聞こえないようにドアを閉めた。

 

騒動の発端

ちょうどその場に同室の人が居合わせ、あまりの叫び方に怖くて、その場から動けず

事の一部始終を見聞きしたらしい。それによると、騒いでいたのは髪をブリーチした女性で

重大なルール違反

を、侵したので、それを看護師にとがめられ逆上したらしい。

お向かいのベテランさんいわく、彼女は前にも入院し、ルール違反をし強制退院させられたが

今回は、「自ら頼み込み」受け入れてもらったらしい。

 

以前のルール違反は、入院中の運転

精神的な薬は、運転は危険が伴うため、入院中車を病院に駐車しておくことは禁止されている。

しかし、彼女は敷地に車を乗り入れ、好きな時にドライブをし、強制退院となった。

そして、今回のルール違反は、喫煙

以前は喫煙所があったが、世の中の動きに合わせるように、喫煙所は撤去された。

しかし、喫煙者はやはり辛い。散歩は許可されているので、散歩中に喫煙する人もいるが

敷地内禁煙

でも、何キロか歩かないと敷地から出られない。許されている散歩コースだけでは敷地外に出ることはない。

彼女は、敷地内。しかも入り口すぐ横で喫煙し、事務所からの通報があり騒動になった。

 

下の階では

これも、たまたま1階に同室の違う人が、上の騒動を知らずにいた。

そこへ警官が2人来て驚いたらしい。そして彼女はキャリーケースを引いてパトカーに乗ったらしい。

しかし、彼女は拘束されていなかったことと、騒いでいる最中

「電話させろよ!」とも言っていたらしい。なので、話しをまとめると、

彼女は病院から暴力的行為を受けたから、保護して欲しい。と通報したらしい。

きっともう彼女はこの病院には来れないだろう。

入院時に「病院側が必要とした場合、身体的拘束に異議なし」という書類にサインしたはず。

 

そして今日、あまり部屋から出ない私は、他の方と交流することはない。

あまりにも静かなので、食事のお膳を返却に行った際、各部屋の名札をみたら

一気に4人が今日退院したらしい。

でも、きっと月曜日にはまた全て埋まるんだろうな。

同室の3人はすでに退院日が決まっている。

私は昨日の診察で「やっと緊張も取れて、これからだね」と言われた。

頑張っても、食事はまだ全て食べられない。まだまだお世話になりそうです。

 

桜もちのうつ病記 ブログ

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