TBSドラマ「キワドい2人-K2-」2人の出生の秘密を知る人物
黒木は、改めて神崎に自分の弟であると言うことを説明した。
父である賢造が、家族の知らないところで女性を作り、そこで男の子が生まれたのだ。
それを知ったのは、隆一が4歳になった時だった。そして、母と黒木は父だけ残し家を出た。
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隆一を知る人物
実は池袋署内に、幼い頃の神崎を知る者がいた。
副署長の澤登だった。神崎賢造と共に仕事をした仲であり、おそらく刑事を辞めた理由も知っているだろう。
そんな澤登が刑事課に息子が配属されたと知り、挨拶に来た。
「4歳の頃に会ったきりだね」と声をかけるが、4歳までの記憶が全くない神崎には、澤登は知らない人だった。
一方2人は神崎の家で同居をしているが、異母兄弟であると言う事は刑事間には隠している。
しかしちょっとしたことで言い争いになると、バレそうになるのでお互い気を使いながら仕事をしている。
隆一との出会い
おそらく、黒木と隆一がであったのは、黒木が中学生の頃だろう。
そして、黒木が今でも思い出したくない事件がそこで起きたのではないだろうか。
澤登と屋上で会話をしていた時、「ファミレス以来だね」と言われ
黒木と幼い男の子、そして賢造がいるシーンになり、1人の男性が女の子人質にし
「裏切ったな!!」
と、発砲しようとしたところに一足早く、賢造が男の体を貫いた。
黒木の耳にはその銃声音が、今でも鮮明に残っており、おそらく思い出すだけでも頭痛がするのではないだろうか。
そして隆一が4歳前の記憶がないと言うのも、この銃声がきっかけになっているのではないだろうか。
幼い男の子の前で、父が発砲しその銃弾で人が死んでいく光景を目の当たりにした2人。
それが2人のはじめての再会で最後の時間となったのではないだろうか。
家を訪ねた父
真相を確かめたい隆一だが、父に電話をしても出ることがない。
突然自分10歳以上年の離れた兄がいると言われてもわからない。
そんな時、突然賢造が家を訪ねてきた。夕食を作りながら、真実をちゃんと話したいと言う。
黒木が本当の兄だと言うことは真実だった。
しかし、まだ何か賢造は隠しているようだった。それだけではないはずだ。
黒木は実の父を憎んでいる。大人になった今でも「絶対許さない!!」
何かがあるのだ。隠し子がいたことを許さないなら、隆一が弟と知り一緒に住むだろうか!?
黒木が許さないのと、賢造が隆一に隠していることは、澤登が言う「ファミレス」での1件なのかもしれない。
果たして、事の真相がはっきり分かるのは、いつになるのだろうか!?
黒木の口から、隆一に言わないと言うことは、黒木も事態を全て把握しているからこそ、隆一に言えないのかもしれない。
ただ2人の関係が「兄弟」だと偶然に知ってしまった、末長はこれからどう2人と接していくのかも、見どころかもしれない。
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