TBS「キワドい2人-K2-」鍵となる社長の性格をよく知る人物
芳村は誰かをかばい「自白」した。しかし、神崎は芳村と話した時に
「なんでこんなことに」と言う言葉が引っかかっていた。
そして、黒木は防犯カメラが設置されたのは、事件の2日前ということが気になっていた。
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吉村の反応
黒木はひとつ気になることがあった。
防犯カメラに映った最初の芳村のとった行動だった。なんだか不思議な動きで
自分を守るように顔あたりまで手をあげていた。
しかし、偶然それが解決する。家で神崎と食事を終え、キッチンへ行くと、
いきなり「吊り戸棚」から飼い猫が飛び出し、びっくりした黒木はとっさに頭をかばった。
神崎に防犯カメラの映像を見せた。
本当は持ち出し禁止なのだろうが、黒木のこと勝手に持ち出したのだろう。
その動作と、さっき黒木がとっさにとった行動がとてもよく似ている。
しかし、家宅捜査では「猫」の存在どころか、他のペットもいなかった。
用心深い社長
従業員によると、社長はとても用心深い性格で、防犯のためにペットをかっていた。
「マイケル」という名前の猿。来客があると、玄関でまずマイケルが飛びかかってくるのは、
みんな周知の事実だった。そのため芳村も、玄関を開けてマイケルが来ることを想定して構えた。
しかし、マイケルはその時にはすでに部屋にいなかったのだ。
池袋で目撃されている猿。それこそが「マイケル」、そしてボディーガードとも言える猿がいなくなり
池田は急遽防犯カメラを、玄関に取り付けたので、芳村はカメラの存在を知らず、
部屋を出る際に、強盗とみせかけるために、玄関を壊した姿が録画されていた。
それだけ用心深い人間が簡単に殺されるだろうか?
黒木は家宅捜査の際、ベランダも確認していた。もし、社長を熟知した人間なら、
マイケルがいなくなれば、いつも玄関を警戒している社長が、防犯カメラをつける可能性を予測できたとしたら?
事件当日の出入りは芳村しか、確認されていないことから、他の場所から侵入した可能性がある。
黒木、神崎の検証
2人はマンションの4階に、何らかの方法で侵入できるか、現場検証に入った。
脚立を使い登ろうとする神崎に、ホースで水をかける黒木。なにかと思えば、事件当日は雨。その再現だった。
しかし、神崎はびしょ濡れになりながらも、4階にたどり着くことができた。
これで、犯人の侵入経路はわかった。しかし、芳村の話しでは「目が覚めたらなくなっていた」
それを裏付けるように、池田の体内から睡眠薬が検出された。
池田はお酒が好きらしく、さまざまなブランデーやワインが揃っていた。
どうやって「睡眠薬」をいれるのか?
犯人は当日池田が飲むお酒を断定し、それに睡眠薬にいれる。と仮定するには無理がある。
しかし、神崎が自宅で氷を製氷皿から取り出しながら閃いた!!
冷凍庫にあった、保存容器で作られた氷。黒木は「ロックで飲むにはこの方法がいいんだよ!」と言っていた。
そして、1人で飲むなら、ビンテージのお酒を開けて、氷の容器まで用意するだろうか?
池田はあらかじめ、芳村を呼び一緒に飲むつもりだった。犯人もそれを知り利用した。
犯人像
2人はバラバラに見えて、実はうまく連携が取れているのかもしれない。
犯人像がほぼ絞り込まれた。
池田の性格を熟知する人物
当日、池田の家を誰かが訪問すると知っていた
池田を殺害するに充分な動機があり、芳村に罪を着せる意味を持つ人物
彩乃に頼み、美容室で「逃げている猿が狂犬病だから、血清を打たないと命が危ないらしい」
と、散々噂を流して、犯人を炙り出す「モンブラン作戦」その仕上げに入った。
末長たちは保健所の職員になりすまし、黒木がブレイカーを落とし、神崎が店内に猫を放った。
「猿が店内に侵入しました!」とわざと叫び、末長が入店し、黒木は噛まれた演技をし、諸星が血清を運ぶ。
しかし、途中で転倒し、ひとつだけわざと店内に残した血清。これを探しにきた人物こそ犯人だ。
計画はうまくいったのか?閉店後店の中を何か探して歩き回る人影。
小坂だ!
行くあてのない芳村を救い、カリスマ美容師まで育てあげた彼が、一体なぜ?
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