日曜劇場「テセウスの船」変わり始める過去の事件と真犯人

2010年1月26日放送の日曜劇場「テセウスの船」

心が過去にタイムスリップして、過去を変えていくことで、父大吾は「犯罪者」ではなくなるのか!?

しかし、現実を見てみると、過去も変わり始めていました。

 

変わり始めた過去

亡くなった妻が「音臼村」で起きた事件をまとめたノート。

それを持ち、会ったこともない父に会う決心をした心がたどり着いた先は

父が起こしたとされる「21人毒殺事件」が起きる半年前。

父はまだ「村の駐在さん」として働いていました。そして、そこには心の知らない笑顔の家族がいました。

心が生まれ、物心つくころには、家族に笑顔はなく、「犯罪者家族」として生きる記憶しかありませんでした。

 

しかし、過去で出会う、父も母も「家族が笑って暮らせればそれでいい」

と、とてもおおらかな人物でした。しかも、未来からタイムスリップしてきた心を

大吾はしっかりと受け入れ、村の学校の臨時教員として働き口まで用意されました。

 

タイムスリップした日に起きた、病院の次女千夏ちゃんの「パラコート誤飲死亡事故」は、

心がパラコートを捨てたにも関わらず、千夏ちゃんはパラコート中毒となりなくなりました。

その後、姉も行方不明に。過去の記事では数日後に起こるはずの事件でした。

 

しかし、あかねちゃんは文吾が無事に発見し、連れ帰ろうとしたところ

熊が現れ、銃を放って追い払ったところ、2人とも崖に落ちました。

その足跡と、血の痕跡を追い、心が見た父の姿。自分より「子供」を愛する姿に

「父は犯罪者ではない」と改めて心から思いました。

 

謎の多い新聞配達員

村の新聞配達員翼。とても気さくで子供たちから人気がありました。

しかし、心が病院の倉庫から「何か」を持ち出すところを見ていたため

心のことをよく思っていません。そのうえ、心が小学校で働きだしたことから

ますます、心に怒りを覚えるようになりました。

 

でも、子供たちの前では飴をあげたり、目の見えないお年寄りの様子を見に行ったりする気さくな青年でした。

しかし、目の見えないお年寄りが火災で死亡する事件が起こる日、大吾と心は前もってその家を訪ねました。

お年寄りは田中さん。目が見えない代わりに、頭に浮かぶ詩を来た人に「ノートに書き留めてもらう」のが日課でした。

 

しかし、心たちがそのノートをみると

黒く塗りつぶされたウサギの絵

子供らしき2人の子が手をつなぎ片方は黒く塗りつぶされている

田中さんは、目が見えないのでそのことをまったくしりません。

火災が起きたとされる当日は、息子も呼び寄せ田中さんの家の周りを警戒していました。

 

しかし、一方であかねちゃんが再び行方不明となったのです。

鈴も行方が分かりません。田中さんの息子に後は任せて、2人を探すと鈴は見つかりました。

「謝りたいから、バス停で待ち合わせしたけど来なかった」

 

あかねちゃんはどこへ行ったのでしょう。

その前に、またワープロに「なんだかイライラするから、今日やろう」というようなメモが打ち込まれました。

それは真犯人が残しているメモなのでしょうか!?

そして、新聞配達の翼の婚約者が、翼に頼まれていた「青酸カリ」を職場から持ち出してきました。

 

懸命にあかねちゃんたちを探す村人たち。そんななか、心は「酩酊状態」の翼に会います。

何かを言っていましたが、目はうつろでどこか様子がおかしいのですが

まずは子供を探さなくてはなりません。

田中さんの家で見た絵を、他の子供に見せると「風見鶏のある小屋」じゃないか!?

と、すぐに答えが返ってきました。急いで大吾と向かうと、意識を失ったあかねちゃん。

 

しかし、所轄の刑事は心を疑い、ずっと後をつけていたのです。

あかねちゃんが見つかったことで、安心するはずが、なぜここが分かったかを説明できない心は

「威力業務妨害」

で、手錠がかけられてしまいます。

心が妻のノートを見て、変えていく過去。真犯人は父ではない。

大吾が外にいる時にも、ワープロを操作する人物がいました。

 

そして、一番怪しいと思われていた新聞配達員の翼は

神社の境内で青酸カリを飲み死亡していました。

一体ワープロを操作しているのは誰なのか!?

翼は何の目的で青酸カリを手に入れたのか!?

謎の絵を描いたのは誰なのか!?

 

ますます謎が深まっていきます。

 

 

TBSドラマ「テセウスの船」父の真相を知る息子心。

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