テレビ東京ドラマホリック「僕はどこから」裏切られ殺人者に仕立てられた薫

2020年1月29日水曜日放送の、テレビ東京深夜ドラマ枠「ドラマホリック」

中島裕翔さん、間宮祥太郎さん出演のドラマ「僕はどこから」

他人の文章を読み込んだり、書き写したりすることで、その人自身の「思考・筆跡」になってしまう

特殊能力をいつの頃からか身に着けていた薫と、その能力のおかげで高校時代妹の命を救われた最年少ヤクザ組長の智美。

2人は正反対に見えて、固いきずなで結ばれていた。

薫は小説家を目指すも、「他人の思考」が邪魔をしてオリジナルが出せず、バイト生活のなか

若年性アルツハイマーの母の介護もしていた。そんな母が夜中に徘徊し大けがをし入院。

そんな時に、智美が「替え玉受験」の話しを持ってきた。報酬は2,000万。

 

コンテンツ

替え玉井上玲

 

依頼者は「井上」さん。

代々男性は旺帝大学に入学するのが決まり。というルールに縛られ

息子の玲をなんとしても「旺帝大学」に入学させたいが、文章が書けない。

卒業文集もなぜか一人だけ、「スマホを分解した回路図」でした。

 

薫は回路図の書き写しはしたことはありませんでしたが、そこから見事に玲の本心を読み解くことができ

替え玉に反対していた玲から、玲自身が書いた文章を受け取ることができました。

しかし、母は文集に回路図を書いたのは「私への当てつけ！恥さらし！！」と

薫たちの目の前でなじり、殴りつけ、しまいには椅子を持ち上げ殴ろうとしました。

 

当日までとにかく薫は、玲の文章を写し、「玲になる。玲の思考に入り込む」ことに専念しました。

智美は2人の受験票を作成し、顔写真を少し加工して2人がマスクを外しても別人とばれないよう工作しました。

受験当日、学科の試験が終わった後、3階のトイレの個室で着替えを交換し玲となった薫は「小論文」のテストに挑みます。

 

その様子は消しゴムに隠された、小型カメラで智美が監視していました。

しかし、薫の様子が明らかにおかしいのです。

無事に試験が終わり、薫は智美に報告の電話をしますが、玲は現れません。

薫は、論文中に入り込んできた「嫌な予感」を確認するために、玲の家へ急ぎました。

 

鍵は開いています。

中に入ると、椅子に座っている玲の母。

話しかけようとすると、力なく倒れ血まみれであることが分かりました。

動揺する薫の前に警察が・・・「叫び声がした」と隣人の通報により薫は逮捕されました。

 

小論文を受けなかった玲

 

玲は小論文を受けていませんでした。

その時間、自宅に戻り「自分を虐待し続けた母」を殺害していたのです。

薫にはアリバイがありません。

小論文を受けたのは薫ですが、玲に成り代わっていたので警察の状況証拠でも

玲が小論文の試験を受け、薫のアリバイは空白です。

 

そして、決定的なのは、椅子についた薫の指紋。

それは、玲の母が椅子を振り上げ玲を殴ろうとしたときについた指紋でした。

しかし、殺害時につけたものと断定されてしまいました。

そして、それが「証拠品」となり、薫は殺害容疑で逮捕されました。

 

 

智美はどうする？

 

「旺帝大学の替え玉受験」これはヤクザ稼業の智美に来た話しです。

そこに、一般人である薫を巻き込み、さらに「殺人事件で薫が逮捕される」最悪の自体となりました。

「替え玉受験」は成功しているのですが、逮捕された薫がすべてを放してしまえば

ヤクザ稼業として失格となり、身の安全は保障されなくなります。

 

智美は妹の千佳に頼みごとをしました。

玲の連絡先を薫の部屋に落としておく

薫の母を安全な場所へ連れ出す

なんとか、警察がくる前にすべての事を終えることができ、警察は玲の連絡先を見つけます。

 

そこから、警察は「薫が智美に玲を紹介した」と予想したのです。

そして、井上家の前で親し気にしていた薫と、智美を見たという証言から

智美も「証人」として呼ばれますが、薫にとって不利な証言をはじめました。

「玲の事は薫から紹介された」

と・・・。

 

智美は何を考えているのでしょうか！？

薫は「替え玉受験」に関してまだ何も証言していません。

智美の証言を警察から聞き、智美の「策略」を読み解くことができるのでしょうか！？

「おかあさま」が無事であるメッセージも薫の元に届くのでしょうか！？

 

 

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