ドラマホリック「死役所」あしたのわたし、凛ちゃんとイシ間

2019年12月4日放送のドラマホリック「死役所」は、今社会的問題となっている幼児虐待について取り上げていました。

そして前回の放送で、イシ間に下された「任期満了による辞令」についても、どうなるか気になるところです。

今回は幼児虐待で亡くなった凛ちゃんとイシ間について書きたいと思います。

 

コンテンツ

あしたのわたし

 

「他殺課」に導かれるように歩いてきたのは、1冊の絵本を抱えた女の子でした。

名前は小野田凛ちゃん、死因は凍死

イシ間は本当にこの課で合っているのか確認しますが、凛ちゃんはよく解りません。

イシ間は小さな子供が来ることが1番苦手です。なぜ小さな命が失われるのかそれが1番悲しいからです。

凛ちゃんの手に抱えられている絵本は「あしたのわたし」生まれ変わりに関する本です。

誕生日に母親から買ってもらった大切な絵本で、毎日毎日繰り返し、繰り返し暗記するほどに読んでいました。

優しいママが大好きな凛ちゃん。しかし母親は、新しい彼氏ができ育児放棄をしています。そして凛ちゃんに対して暴力をふるっていますが、

ママが大好きな凛ちゃんは、自分が悪いから、ママを怒らせてしまうんだと思い込んでいました。

凛ちゃんはベランダに締め出されて、雪の降る中「あしたのわたし」を読みながら、つぶやくように亡くなっていきました。

 

イシ間に出ている辞令

 

イシ間は凛ちゃんに突然「おじちゃんと一緒に成仏しようか?」と語りかけました。

シ村が「私たち職員は…」と、言いかけましたがイシ間にシ村が渡した白い封筒は、任期満了のお知らせでした。

おそらく戦後、10年位後に起きた殺人事件でした。そしてその殺人事件に対してイシ間は十分な反省と、任務を終えたと判断されたのでしょう。

他殺課に配属され、より一層「殺された人の気持ち」を考える機会も増えていたのでしょう。

手続きを完了すれば、凛ちゃんと一緒に成仏することができます。果たしてそれは天国行きなのか、地獄行きなのか、職員の誰も知りません。

しかし、イシ間は凛ちゃんと最期まで一緒にいようと強く思ったのです。

 

成仏の扉をくぐった後

 

死役所の職員が「成仏の扉」をくぐった後どうなるかは誰も知りません。

それはまだ誰も体験したことがない、任期満了の辞令だからです。

なぜイシ間に、辞令が降りたのか。考えてみればおそらく50年ほどは、死役所で働き、生と死を考えてきたのではないでしょうか?

それを、懸命に考えるうちに、自分の犯した罪の大きさや、自分が殺した少年たちの生い立ちや思いを理解したことが、成仏へとつながっていくのではないでしょうか。

 

ここからは、私の推測になりますが、凛ちゃんとイシ間は一緒に成仏の扉をくぐります。

イシ間は十分に罪を償ったので、天国で生まれ変わりの道が用意されているのではないでしょうか?

そして一緒に成仏する凛ちゃんと、何らかの形で一緒に生まれ変わるのではないでしょうか。

双子の赤ちゃんだったり、後に親子になったり、幼なじみであったり…

来世は何かしら近い関係に生まれ変わると、私は予測しています。

 

 

ドラマホリック「死役所」9話10話キャスト、概要

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です