テレ東ドラマ24「あのコの夢をみたんです。」主演大原櫻子

山里亮太は今日も喫茶店でネタ書きをしていたが、周りがうるさい。

イチャイチャしたり、店員の態度が悪かったり…。

もう妄想の世界へ旅立つしかない!

 

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俺と佐久間

同じ会社で働く佐久間という同僚がいる。取り引き先から

「1週間納期を早めてくれ」と営業から言われ、佐久間はキッパリと断った。

しかし、部長がそれを許さず佐久間は残業して、無理な納期に間に合わすことになった。

山里は、以前彼に救われていた。自分の担当ではない仕事のミスを叱られた時、佐久間は担当が違う。

と、指摘して、山里を助けてくれた。

 

納期のやりとりを見ていた山里は、夜食と差し入れを持って、佐久間の手伝いをすることにした。

2人であれこれ意見をだしあい、なんとか納期に間に合わせた。

だが、後日システムの不具合が発生し、その責任は全て佐久間に押し付けられた。

彼は悪くない。悪いのは断ったのに、納期を早めるよう指示した部長。

 

言いたいことが言えない

山里は言いたいことが言えない。

気持ちの中に山のように積もる言葉をのみこんでは、我慢していた。

そんな時、テラスであの音を聞いた。

「パチン!」

風船ガムが弾ける音。正体は白い風船ガムみたいなドレスを来た女の子。

 

ガムが弾けた時、言いたいことが拡散されるという。

山里も彼女からガムをもらい、かみながらぎこちない風船を作り

はぜる時に、たまりたまった言いたい事をぶちまけた。

なんだかスッキリした。

 

山里と部長

佐久間は部長命令で、全ての担当を外された。

責任を取るべきは佐久間じゃない。部長だ。それを知っているのは佐久間と自分だけ。

でも、佐久間はしっかりと事を受け止めて、部長の責任にはしなかった。

 

言わなきゃ!今言わなきゃ!頭の中でガムが弾けた。

「納期を早めてくれと言われ、佐久間はキッパリ断りました。それを無理に押した部長に責任があります。佐久間は悪くない」

初めて言えた。しかも上司に!なんだかスッキリした気持ちとやらかした感があった。

テラスに出ると女の子は笑っていた。そして見上げると赤い風船。

「パチン!」

視線を戻すと彼女はもういなかった。それからは山里は、ガムを噛むたびに強くなれる気がした。

 

 

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