発達障害の子どもには「嘘」は存在しない!?

日ごろから、子供と接していると本当に「イライラ」とすることが多いです。

確実に「嘘」なのに、「嘘ではない!!」と、言い張るのです。

しかし、確実にこちらから見ると嘘をついているのです。

 

朝6時に起きました。

週末には母屋に泊まりに行く我が子ですが、朝起きて帰ってきます。

それが昼近くだったり、朝早かったり・・・。

時間はバラバラですが、ビデオを見たり、ゲームを始めたり・・・。

好きなことをして過ごしています。しかし、次期は「冬休み」中なので

宿題をしっかりとやっていかないと、新学期に間に合いません。

 

「出題はやったのか!?」

と、聞くと

「やった!」

と、即答で返ってきますが、実際に母屋に確認すると

「朝9時に起きて、ご飯も食べずにそっちに戻った」

何もしていない・・・。

しかし、子供にとっては、それは嘘ではなく「理想」を口にしただけで

嘘をついたつもりはみじんもありません。

そのため、「嘘をついた?」と言っても、「嘘そのもの」が分かりません。

どういうことが「嘘」になるのか理解ができないのです。

 

嘘を教える

本当じゃないことが嘘なんだよ。

と言うと、子供にとっては嘘ではないのです。

これから「実行しようとしている」ことなので

子供にとっては過去のことで、やっていないことに関して「嘘」をついているのですが

本人は「これからやるならセーフ」という考えが消えません。

それは、発達障害の中でもADHD特有の物です。

治ることはないので、「どんなことが嘘になっているのか」をしっかりと

教えていくしかありません。

こうして、書いている間も「母屋にパソコンを取りに行ってくる」

と、行ったきり、もどってきません。

これは、「嘘」にあたります。パソコンを持ってくるだけと言うならば

数分で帰ってきますが、10分以上帰ってこないということは

何かして遊んでいるということです。しかし、我が子には嘘をついている自覚は一切ありません。

子供が大人になるまでに、この特性をしっかりと「矯正」していかないと

人との信頼関係に大きく関係してきますね。

 

 

コメントを残す コメントをキャンセル