同級生との再会と、子どもの近況報告

父が、介護保険を利用して家の中に「手すり」を付けることとなった。

身体障碍者手帳の申請

介護保険の介護度認定の申請

私が、すべて行ったので、リフォームについても「あなたがやらないと、文句言われるの嫌だから」

と、母に押し付けられた。そこまで私が手配を・・・。

 

思いついたのは同級生

もう何年も前になるが、アラフォーと言われる世代の私たち同級生でも

300人以上いた同級生で、もうこの世にいない人たちがいる。

そんな思いもあり、元気な姿で再会したいね。と、男性の厄年の集まりでもりあがり

「同窓会」が開かれた。男性メインで集まり、女性は少なかった。

普段なら気が乗らない私だが、近所の同級生が一緒に行こう!!

と、誘ってきた。私は下戸なので運転手にもちょうどいいしね。

乗ってる車種も年式も同じなので、どちらかの車で運転しても同じことだし。

 

と、一番仲のいい子が「行かない宣言」をしたのは寂しかったけど

当日参加することにした。20年ぶりに会う人たちは男性は半分くらい「老けすぎて」わからなかった。

逆に女性の方が生き生きとしていて、かわったぁ・・・。という印象があった。

その中でも、私は中学時代からあまり女の事関わることがなく、男子生徒と話すことが多かった。

普段話さないタイプだけど、何だろう・・・。中学生特有の「女子感」も感じられなかったから

逆に男子生徒からは話しかけやすかったのかな・・・。

 

 

スカラベをくれた男の子

中学生活の中で、ある日男の子が声をかけてきて「あげるわ」

と、手を出してきた。私も手を広げて出すと、あれは緑色・・・

エメラルドグリーンのスカラベがコロンと落ちてきた。

別に付き合っているわけでも、普段よく話すわけでも、約束していたわけでもない。

そして、たしかクラスも違うのであまり接点はなかった。

おじいちゃんとエジプト行ってきてなんとなく買った。

 

と言う理由でもらった「スカラベ」たぶん、それを突然もらって

「スカラベだ!!」と言って喜ぶ女子は私意外いなかったんじゃないだろうか・・・。

中学生にしてはかなり「コア」なエジプトのお守りだということを、私は知っていた。

でも、彼は偶然私にそれをくれた。ただそれだけの事だった。

 

 

家具屋の店主

彼は早くに両親を確か亡くしている。当時は知らなかったが2人の姉がいて、彼は末っ子の長男だった。

そのため、姉がまず稼業の家具店を継ぎ、弟がそれ相応の年齢になったら「修行」を始めたのだろう。

たしか、一番上の姉とはかなり年が離れているはず。すぐ上の姉とも・・・。

そして、同窓会の日「スカラベ」の話しをした。彼も覚えていて

彼もなぜ私にくれたのか疑問だと言っていた。きっとスカラベが私を選んだんだね。

と、言いつつ、あのスカラベはどこへ行ってしまったのか・・・。

一人暮らしや、引っ越しや、部屋の移動などで行方不明のままだ。

 

彼が家業を継ぐころには「介護支援」が一般的に認知されており

家具店が参入しているところだった。そして、彼も介護福祉を勉強し

動きをサポートするための家具選びや、工務店とのやり取りを勉強している最中で

「楽しい仕事」と言っていた。のをふと思い出し、彼に連絡を取り父のためのリフォームをお願いした。

そして、帰り際かなり風が吹いていたが、しばらく立ち話をしていた。

 

彼の子供もADHDと診断され、今作業療法士の元で訓練しているらしい。

その子供が今年度小学校に入学するので、養護か普通か迷っている。

という話しをしてもりあがってしまった。

お互いに共通しているのは、「子供が張り切って返事しても、すぐ!忘れる」

彼の子供は人を傷つける心配があるらしい。

なので、私の経験から「薬で気持ちをコントロールできる」方法もあることを伝えておいた。

そして、実際に使用いている娘の感想もついでに伝えておいた。

 

やはり、エビリファイを飲む飲まないでは、気持ちの高ぶり方が違うのが分かるらしい。

そして、自分でも自分がコントロールできないので、その薬は飲み忘れてはいけない。

と、おもうらしいが、なにせADHDのため「飲み忘れる」ことも伝えて、笑い話で終わった。

もし次に同窓会があれば、子どもに同じような障害のある同級生と意見交換ができたらいいなと思う。

 

 

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