我が子を「警察へ連れていく」結果どうなったのか?

以前にこちらで書いた記事

発覚した我が子のネット利用状況。無自覚での違法行為を犯す。

管轄の警察に子供がいない間に、子供のスマホをもって相談へいきました。

そして、予約をして子供を連れていくことになりました。

 

自覚があった違法行為

前に担当してくれた警察官と違いましたが、まず「なぜ今ここにいるかわかる?」

と、聞かれましたが、「わからない」と即答する我が子ですが

親ならわかります。なぜ今ここにいるのか我が子は理解している。

嘘をつくときの仕草がでていました。

そして、なぜそれがいけないのか?そしてその他にも好きな芸能人の写真を保存し

タイムラインにあげることがなぜいけないのか・・・?

 

様々な説明がされましたが、おそらく引継ぎの際、我が子の理解度については聞いていなかったのでしょう。

子供が、「理解できない」サインを出した時に、私が横から口をはさみ

【かみ砕き説明】すると、警察官に制止されました。

しかし、私もそこでひるむわけはないので、一応一通り説明し、再びバトンを警察官へ。

 

途中から来た婦警さん

途中から、夜勤明けの婦警さんが合流してくれました。

婦警さんは、自宅にも来てくれて、我が子と直接話をしている人です。

そのため、子供が自力でどの程度理解できるのか。把握してくれています。

だからこそ、目で見てわかるようなネットに関連する資料を用意してくれました。

 

我が子には「これを夏休みの宿題にしなさい」とメモを取らせました。

そして、最終的に、警察にも記録を残さなくてはいけないので

自筆で書かなくてはいけませんが、「言われたこと」を文章に起こせないことや

線か何か目印がないと書けないことなど、そこでやっと担当の方に子供の知的レベルを伝えました。

そこからは、更にわかりやすく、もう一度説明や復唱を行います。

 

警察との約束

・自分の写真を撮らない(間違って送信してしまう恐れあり)

・裸の写真を撮らない

・芸能人の写真を保存して楽しむのはいいが、それをまた誰かにあげてはいけない

・家族との約束をしっかり守る

・知らない人に写真を送らない

など、我が子なりに一生懸命書いて、拇印を押し「警察署長殿」で締めました。

 

我が子がどんなに起こって泣いても、これは「ネット依存」や「ネットの危険」から

我が子を守る行為だったんだ。と、帰りに改めて説明しました。

まだ飲み込めない部分もあるようですが、SNSのアイコンを芸能人からジュースの画像に変えたり

背景も芸能人から、いとこのユニフォームの写真に変えたり・・・。

SNSを見て、我が子がどんな趣味で、どんな子なのか一見わからないように変更をしました。

芸能人の写真がアイコンであれば、誰が好きかで「どんな趣味を持っているか」という想像がついてしまいます。

そして、私が設定したのはあなたを守るためのこと。自分で判断できないあなたが、犯罪者になる、被害者になることを防ぐため。

だから、あなたにどんなに物を投げつけられても、私はゆずれない。と改めて宣言し

制限時間をうまく使うよう、「計画」を立てることを提案しましたが・・・。

時間目いっぱいSNSとアプリゲームです。

それでは、連絡用に持たせているスマホなのに、肝心な時にすでにロックがかかり連絡が付きません。

5分でもいいから残すよう言い聞かせました。

 

余談ですが、実際に起きた事件ですが

ネットゲームに依存してしまい、寝食も忘れ没頭するうちに、そのまま亡くなられた方がいるそうです。

死因は【餓死】

きっと、自分が亡くなったことも気づかず、あちらでゲームができないことを不思議に思っているでしょうね。

 

 

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