餅神様降臨!!

年末はそれぞれの家庭で、決まった行事がある家もありますね。

我が家は毎年30日はお餅つきの日ときまっています。

しかし、これももう最後。父が農家を引退するので、「もち米」がないからです。

今までは我が子も手伝っていますが、思うように手伝いができないので

だんだんと手伝わなくなりました。

 

つきたての餅が欲しい!!

うちは薪でもち米を蒸しますが、お餅をつくのは40年以上使い古した「餅つき機」です。

いまではそのメーカーは「餅つき機」のたぐいである家電すら製造していません。

そのため、部品が欠損してしまうと、父が手作りして直して使用していました。

私が小さい頃は、杵つきもあったような・・・。

しかし、我が子には「杵つき」は見せてあげられませんでした。

 

お手伝いをしたくても、自分の思うように「お餅が伸ばせない」

という理由から、だんだんやらなくなり、今年はついに「完全放棄!!」

そのくせ、まだ餅つきが始まってもいないのに

「餅くださいっ!!」

「まだですっ!!始まってません!」

 

やっとつきあがった餅

30分ほどして餅がつきあがりました。

のし餅(角餅)を優先的に作っていくので、食べれるのは機械に残ったお餅。

2口分くらいはきれいに取り切れずに残ってしまいます。

器に黄な粉を敷いてお餅を入れてもっていくと・・・

 

いない・・・。

 

そのお餅を私が食べた直後にどこからともなく

「餅くださいっ!!」

どこにいたの!?離れで何かしていたようです・・・。

そして、何回もつくのでまだチャンスはあります。

2回目の餅つき。残りができたので、また黄な粉をまぶして今度は呼びに行くと・・・

「おかわりくださいっ!!」

「ありませんっ!!」

もう次のお餅をつき始めているので、おかわりはありません。

 

食べたりない・・・

つき終わるたびに、取り切れない分のお餅を子供に持って行くのですが

なにせ、余りなので、一口、二口で終わってしまう…。

我が子としては、お皿にたくさん並んだお餅を食べたいのでしょう。

そのために、朝ご飯を抜きにしているみたいです。

 

今年はもち米もたくさんとれ、最後の餅つきなので、いつもより多めにつきましたが

どんなにたくさんつけたからと言っても、我が子用の「餅皿」は用意されませんでした。

理由は「食べ過ぎてしまうから」

30日のお昼はお餅、夜はラーメンと決まっているので

食べ過ぎる日なので、元々食べ過ぎないように餅をセーブしているのです。

ここは私がセーブしないと、本当にどんどんつきたてのお餅は甘いので

食べ過ぎを平気で通り過ぎていきます。

私は子供の食べる量をセーブできるのですが、祖母はセーブできないので

私の入院中に我が子はかなり太りました。

その様子を、いとも我が子の責任で「太りました」的に親戚にアピールする祖母。

セーブすることを常々お願いしていたのに、自分の失敗談を子供のせいに・・・。

なんだか、本当に悲しい時間でした。

もし、私が入院中に食べ過ぎて、太っていなければもう少しお餅を食べさせてあげたけどな・・・。

 

 

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