何度も言っているように、発達障害は遺伝です。
なので、育て方が悪いからこうなったとかそういったことではなく、生まれつき「脳」の成長バランスにばらつきがある。
という程度のことで、成長すれば「そこ子なりに」成長していきます。
我が子も、親子で壁に何度もぶつかりながら、振り返れば「乗り越えてきた」壁がいくつもあります。
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お泊り療育で知る同じ悩み
夏休み中、というか春の段階で「お泊り親子療育」というものがあることを知りました。
しかし、それは自分の住む県が主催ではなく、車で行ける範囲の隣の県でした。
でも、まずは「聞いてみないとっ!!」
県外であることを伝えたうえで、子供の発達障害の程度などを伝えると、すでにキャンセル待ち状態。
「親子療育」に参加できるかもわかりませんでした。
しかし、しばらくたってセンターから「同じようにキャンセル待ちの方で人数がそろいましたので、クラスを増やしましたので参加してください」
と、連絡が来ました。1年生の女の子、3年、4年の男の子で、我が子が最年長となりましたが、
障害の状態は同じ程度ということで、安心して参加しました。
我が子は「特別なお泊り」にとても喜びました。子供同士仲良くなり、プレイルームでずっと遊んでいたり、
親は「お茶会」があり、好きな飲み物を飲みながら2日間それぞれ、1時間半ずつくらいお互いのことを話しました。
うちは年長者なので、「悩み」を聞いていると「あぁそんなことありました!」
ADHD特有の思ったことをすぐ口に出す。も、話題となりましたがうちはいつの間にかアイコンタクトで言わないようになりました。
と、アドバイスさせていただきました。
1人の子は生まれながらの「染色体異常」による障害でしたが、残る3人は発達障害でした。
そのうち1人はやはり、父親からの遺伝が一番疑わしいそうです。
親の生活スタイルで障害となる!?
これは海外での研究結果の発表でしたが、発達障害は遺伝が常識でしたが
発達障害の中の「ADHD」について調べた結果ですが
一卵性双生児の場合、同じ遺伝子を持って生まれてくるので、2人に遺伝するのですが
遺伝する確率は80%ということです。ということは後の20%は片方は健常者で片方は発達障害を持って生まれています。
必ずしも遺伝とは言い切れない事実です。
母親について
これは確かイギリスかどこかの研究チームが発表していたのですが
母体である母親の生活スタイルにより、障害を持って生まれる子供の出生率があがるということです。
詳しい文献を今見つけることができませんが
妊娠中
アルコールの接種
喫煙
不規則な生活
これらが、胎児へ何らかの影響を及ぼし、発達障害を引き起こしている可能性もあります。
そしてもうひとつ、発達障害児が生まれた母親に多くいたのが
妊娠高血圧症候群
一概には言えませんが、妊娠中のストレスなどで、血圧の変動や、肥満などのリスクにより、胎児に何らかの影響を及ぼした可能性は捨てきれない。
ということです。そして、もうひとつあるのが、よくいわれている「高齢出産」です。
父親について
発達障害の子供が生まれたから、母体が原因だったとは言い切れないのです。
喫煙習慣により、母体に受動喫煙をさせている場合もありますが
精子の年齢も関係していることが、研究により明らかになってきているようです。
より、発達障害児が多く生まれたのが、20代と40代の父親からです。
ということは精子が若くても、すこし年齢がいっていても障害を持って生まれてくる確率が高くなる。
ということです。
まとめ
今回は細かな研究結果の文献を見つけることができなくてすみませんでした。
しかし、発達障害は100%遺伝と医師からは言われていますが、その心当たり(隔世遺伝も含め)考えられない場合
そういった親の生活スタイルや、年齢が大きく関係してくるのかもしれません。
我が子の場合は、父親からの遺伝だと思っていますが、私自身妊娠中にもかなりのDVを受けており
ストレスフルな毎日でした。しかも、元々眠りが浅いのに、我が子は「前駆陣痛」ばかりで生まれる練習を夜中にしては私を起こしていました。
その頃にはもう、脳は出来上がっていたので問題はないと思いますが、出産後医師から知らされたのは
「妊娠高血圧症候群」だったということ。そのため出産後に治療のため入院しました。
すでに、子供がいつ生まれてもおかしくない状態での病気だったので、医師も伏せていたようですが
妊娠初期にDVによるストレスも一部影響はあったのかな。
と、思うことはあります。