分かり始めてきた真相。日高の背後にいるのは誰?「天国と地獄」6話

河原は独自の調査で、過去に高額所得者が顧客に多くいる会社で、事務員として働いていた女性に話を聞いていた。

 

彼女はお金に困っており、「高額所得者」の名簿を『クウシュウゴウ』へ売ることでお金を得ていた。

 

しかしこの人物は、読み方を変えると『ファイΦ』となり、今まで殺害された人物の手のひらに描かれているマークと一致した。

 

 

コンテンツ

新月の夜

日高のボストン時代の友人である九十九が、八巻に駆け引きを持ちかけてきた。

 

「日高が殺人を犯すのは新月の夜」

 

それが、翌日は新月だった。しかし、八巻が出勤すると、日高は欠勤しており、パニックに陥ってしまった。

 

日高には計画があり、前もって彩子に電話

「私最近熱がありますので、明日は病院に検査に行こうと思います。あなたも念のため明日は1日おとなしくしておいてください」

と伝えていた。これは、日高なりの彩子への優しさなのだろうか。日高の身なりをした彩子が逮捕されないために

 

 

八巻は、パニックになり彩子に電話をかけ、九十九から取引を持ちかけられたことを話した。

 

彩子も最初から、日高が「熱がある」と言ったのは、本当だとは思ってはいなかった。

 

何か裏があると思っていた。やはりそうだった。今日が新月犯人が動く日だから日高である彩子は動かない方が良い

 

しかし、日高の言う通りに家にいるわけにもいかなかった。以前に作ったコインロッカーのスペアキーで、ロッカーを開けたがやはり中身はなかった

 

しかし足元に、折り紙が落ちていることに気づいた。以前に陸がロッカーを開けたときに、気づかずに下に落としたままだった。

 

彩子はこれは日高が、誰かがロッカーを開けた時に落ちるように、仕掛けた折り紙だと気付いた。

 

だとすると、今使っているコインロッカーにも同じような仕掛けがあるはず。陸を呼び出し、現金を渡し全ロッカーを調べることを依頼した。

 

急いでロッカーを調べるために、陸は仕事仲間を集めた。そして見つけたものには賞金をつけた。おかげで早い段階で見つけることができた。

 

暗証番号式のロッカーだったが、陸は開けることができた。そして中のものを全部取り出し、名簿を彩子に送った

 

 

壁の落書き

日高は、いつも歩道橋の壁に描かれた何かを見て、殺害に及んでいる可能性がある。

 

そのため、八巻と彩子は歩道橋に張り込んでいたが、日高は現れなかった。しかしその代わり、壁に赤いペンキで「9」と書く男性が現れた。

 

彩子は、八巻に「器物損壊」で事情を聞いてきてほしいと頼んだ。しかし男性は、人から頼まれただけで、この意味はわからないと言う。

 

その頼んだ人の人物像を探ったが、おそらく日高よりも背の低い人物であった可能性が高い。それが日高に指示をしているファイなのだろうか。

 

日が暮れてくるのに、日高は現れない。彩子ははっとした!歩道橋の中央まで走り、手すりの下に小さな隠しカメラがあるのを見つけた。

 

日高は先を読み、カメラを前もって仕込んみ、この壁に描かれる数字を遠隔から見ていたのだ。という事はすでに殺す人物は決まっている。

 

 

急いで、陸から送られてきた名簿で数字の9に関係ある人物を割り出した。「久米」警備会社の社長である。

 

急いで自宅に向かい、どこから日高が侵入するか、経路を確認したが、四方八方に防犯カメラがあることから、侵入経路は限られていた。

 

そして2人は、日高くるの車の中で待った。しかしいつまでたっても日高は現れなかった。どんどん日が暮れていく。

 

夜11時を過ぎたが何も変化はなかった。八巻が思わず居眠りをしてしまった隙に、日高が壁から乗り越えて外に出てきた。

 

自分たちよりも先に、日高は殺害する人物の家に忍び込んでいたのだ。慌てて追いかけた彩子だったが見失ってしまった。

 

 

用意周到

それは、歩道橋に数字が描かれる前にすでに誰が殺害されるかは、決まっていたのではないだろうか?

 

その証拠に、日高は電車で久米の奥さんを狙い体調不良偽り、席を譲ってもらうことに成功した。

 

そしてお礼として「清掃業者を立ち上げたばかり」なので、ご自宅のクリーニングに無料で伺うと約束をしていたのだ。

 

そして、新月の日の午前中に日高は久米の家に清掃に入った。そして防犯カメラや、侵入経路などをくまなくチェックし、

 

怪しまれないように、きちんと清掃も行って帰っていった。そしてあらかじめ侵入経路として決めておいた窓を開けておき、

 

夕方になる前に家の中に忍び込んだ。そして夜を迎えた。その後彩子たちが到着したのだった。

 

 

そして犯行時刻が過ぎたのだろう。日高はクローゼットから、白い清掃服を着て出てきた。やはり日高殺人を犯してはいない。

 

殺害後の清掃をしているのだ。さすが違反は外にいる。そして日高はそれをかばっている。それがファイなのか。

 

しかし、殺害は行われなかった。そこで窒息死させようと試みたが、途中でやめたのか殺人事件はなかった。

 

ただ、彩子たちが車で張り込んでいるときに、来た小柄な男性らしき人物が、逃げるような仕草で来た道を戻っていくのが見えた

 

その人物こそが、殺害の実行犯であり、警察が動いていることを知り、今回の新月の犯行には至らなかったのではないだろうか。

 

感想

ここまでドラマを見てきて、やはり日高は誰かをかばっていると確信した。

そしてなぜ、九十九がわざわざ八巻に「日高は新月の日に殺害をする」と言ってきたのか。

なぜ半にしか知らないことを、九十九が知っているのか?

数字を書いた男性が背格好を示していたが、ちょうど九十九位の身長ではないだろうか。

そして「クウシュウゴウ」はΦにつながるだけではなく、九十九にもつながっているのではないだろうか。

空集合は何もないことを示し、九十九はものが多いことを示す。正反対の性質を持っている。

多額の財産(九十九)を持っているものが、殺され「無」(Φ)になった。

 

余談ですが、日高が「このところ濃厚接触が続いてましたので」病院へ行ってくると言う事は、コロナのことを指しているのだろうか。

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