ソロ活女子定番!?工場夜景ナイトクルージング「ソロ活女子のススメ」4話

前回「ソロラブホ」を満喫した恵。今回の楽しみは、工場の夜景を海から眺める

 

「ナイトクルーズ」だった。しかし、その男女比率は男と女で3対7で圧倒的に女子に人気のツアー。

 

実際に乗船してみると、ソロ活女子が沢山いたリピーターも多いようで、やはり内部のソファーよりデッキでしょ。と外に出た恵。

 

 

コンテンツ

ソロ活プロ

恵はデッキから工場の景色を眺めていた。普段見ることのない工場を海から楽しむ。

 

とても不思議な気持ちになった。あの灯りは魅せるためのものではなく、私たちの生活に必要な物を生み出すための灯り。

 

そう思うとますます、このクルージングが愛おしく思えた。今までのソロ活と違い

 

今回周りを見渡す限りでは、一人で参加している女性ばかりだった。

 

その中で一人気になる女性がいた。恵の視線に気づいたのか女性から話しかけてきた。

 

 

「余分なものをそぎ落とした姿って素敵よね。」つまり、工場は余分なものがないので

 

必要な配管や配線が丸見えになり、それがまるで城がそびえたつようにライトアップされたようだ。

 

そこに、話しに加わって来た女性がもう一人いた。負担ならこんなシチュエーションは苦手な恵だが、

 

なんだか嫌な気がしない。それはお互いがソロを楽しむためにきているので、お互いが邪魔をしない距離感を保っている。

 

 

女性の不思議

後で来た女性は、工場から出ている「煙」が気になり、危険な物ではないのか心配だった。

 

しかし、6回ほどすでに乗船している女性は、人の話しを聞きかじっており、工場内にたまった余分な熱を「水蒸気」で外ににがしている。

 

だから、煙ではなく安全な「水蒸気よ」と教えてくれた。そしてもうひとつ、恵も気になっていた。

 

 

配管の先から出ている「炎」は危険ではないのか!?と質問すると、

 

「あれは工場内でできた、余分なガスを燃やしているから大丈夫」

 

と優しく答えてくれた。そして、「一人で楽しみたいのに話しかけちゃってごめんなさい」

 

と、ソロ活のマナーもわきまえていた。さすが6回も乗船した経験者だ。

 

まるでロボットのような風貌。それは、工場にとって必要がなく、危険な「カバー」がないから出あって、

 

決して陸地からは見られない光景を堪能することができた。

 

 

翌日会社では

恵の「ソロ活」にいまいち賛同できない同僚、男性の石岡が前日はハイテンションだったのに、

 

翌日はテンションが下がっている。青木によると、いい雰囲気になりそうな女性がいるらしい。

 

しかし、昨日振られたらしいのだ。忙しい男だ。一人であればそんな気分の抑揚も必要ない。

 

 

今回のソロ活

工場夜景ジャングルクルーズ

週末限定1便のみ運行

定員50名

90分のクルーズ

コース

赤レンガ倉庫・田辺運河・南波田運河・池上運河・塩浜運河

料金

大人 4,600円(オリジナルカクテルつき)

小人 2,300円

詳細はこちらのページより、運行日程などをご確認ください。

工場夜景ジャングルクルーズ(川崎・横浜) | 夜景クルージング (reservedcruise.com)

 

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