TBSドラマ「テセウスの船」父の真相を知る息子心。

もうすぐ父親になる「村田心(しん)」

妻は身重の体で、心の父が起こしたとされる「平成元年の毒殺事件」について独自に調べていた。

妻の調べてはその事件と時期が重なるように、同じ地域で不可解な事件が起きていた。

妻は突然痛みを訴え、病院に搬送され子供は無事に生まれるが、妻は「妊娠高血圧症」となり、急死してしまった。

子供の親権は「妻の父(祖父)が持つ」と主張した。殺人犯の息子の子供ではかわいそうだと・・・。

 

コンテンツ

動き出す心

妻の死を受け、その気持ちを無駄にしないためにも、自分の子供にも自分と同じ思いをさせないためにも

心は「父に会いに行く決心」をする。

実は、心が物心ついたときには、すでに父は逮捕されており、実際にあったことがなかった。

その前にまず、事件が起きた「音臼村」に立ち寄り、今は廃墟となった村の小学校の石碑に花を手向けた。

 

途端に、深い霧に包まれ、霧が晴れると同じ小学校のはずなのに

壊されたはずの校舎が建っていた。どうなっているのか・・・!?

廃墟となった村にも「息吹を感じる」何かを見つけようと高い場所を目指したところ

神社の階段から転落した、鈴が雪に埋もれているところに遭遇した。

 

村の医者に見せると、軽い脳震盪と、発見が早かったので「頬の凍傷」も残らずに済んだ。

・・・鈴は心の姉。小さい時に神社の階段から落ち、大人になった今では頬に凍傷の跡が残っている。

しかし、心が助けたことにより「凍傷」の心配はなくなった。ということは【未来を変えられる】

 

見直してみるファイル

心は知らないうちに「平成元年1月7日」にタイムスリップしていた。

それは「父が毒殺事件を起こす前」音臼村に不可解な事件が起こる前に時が戻った。

 

妻が残した「ファイル」を見ると、同じ日に病院の次女が農薬を間違って飲み

亡くなる事件が起きていた。心は慌てて倉庫から農薬のパラコートを盗み出し捨てた。

しかし、その直後、次女と一緒に父の文吾が吹雪の中一緒にいるのを心は見た。

その直後、次女は倉庫で倒れ、文吾により病院に運ばれた。

捨てたはずの農薬をなぜか飲んでいた。そして死亡してしまった。過去は変えられなかった。

 

心はなぜ文吾と一緒にいたのか気になり、問いただすが文吾は何も言わない。

怪しむ文吾と、心が事件現場に必ず現場にいることが怪しい。と思っている。

 

心は駐在所のデスクの引き出しから、パラコート(農薬)の空き瓶を見つけた。

文吾は、心の荷物から未来のお金と、未来の免許書を見つけた。

 

心が変えてゆく過去

妻の調べたことに従い、事件を未然に防ぐことにした心。

 

雪崩に巻き込まれて亡くなるはずだった男性を救う。

行方不明になるのはもっと後だったはずの、病院の長女が行方不明になった。

心は山をさまよい「足跡」を追った。消して銃声。

心は急いで足跡を追うが、途中で「血の跡」が・・・。

その先には崖。その下には文吾と病院の長女が・・・。

 

リスにご飯をあげようとして、森で迷子になってしまった長女。

それを発見した文吾がおんぶをして、いたのだが途中でクマに遭遇し

拳銃を発砲し、逃げていると2人でがけ下に堕ちたらしい。

そのため、子供だけを先に助け、心に託した文吾は寒さの中息も絶え絶えだった。

子供を村人に託し、文吾の元に戻る心。今にも意識を失いそうな文吾を励まし

がけ下から文吾を助け出すことに成功した。

 

その後2人で秘境の温泉へ行くが、そこで文吾が心の「持ち物」を見たことを打ち明ける。

未来のお金や、未来の証明書などの理由を心に問うが「心は未来から来た」と言うと文吾は信じてくれた。

そして、文吾は心が隠した「パラコート」の空き瓶を回収したことを伝えた。

 

心は思っている人物ではなかった。

「家族が笑っていられる家庭」を望む温かい父だった。

しかし、文吾なのか・・・殺人実験を行っている人物がいることは確かだ。

文吾がワープロに打ち込んでいる文章なのか、

「次は大きなモルモットで試す」

「物は手配した」

と、文章だけが見える。本当に計画的犯行として「小学校毒殺事件」が起きていたようだ・・・。

 

 

2020年新TBSドラマ「テセウスの船」キャスト、原作、概要など。

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