【映画】 深田晃司監督、ディーン・フジオカ主演「海を駆ける」

前からみたかった映画が1つありました。深田晃司監督の「海を駆ける」

この作品を知ったのは、これより後の「よこがお」のレビューを見た時でした。

それより以前にも、この映画はオール現地ロケで、鶴田真由さんはじめ日本のキャストは現地の言葉を覚え、撮影に移動だと言う話は知っていました。

 

コンテンツ

「海を駆ける」概要

公開年月日

2018年5月26日

インドネシアでの公開

2019年2月14日

制作国

日本

インドネシア

フランス

興行収入

30,000,000円

キャスト

ディーン・フジオカ

太賀(現:中野大賀)

阿部純子

アディパティ・ドルケン

セカール・サリ

鶴田真由

監督・脚本

深田晃司

 

あらすじ

海を駆ける【Blu-ray】 [ ディーン・フジオカ ]

2004年に津波の被害を受けた、マレーシアのパンダ・アチェ。

ここではキャスターを夢見るイルマという女性がいた。そして幼なじみのクリスは

彼女の夢にとても協力的だった。それは幼なじみとして育っただけでなく、津波の時クリスの家は無事だった。

しかし、イルマの家はなくなり、母親もなくなった。そして父は政府に反発したため捕まり拷問を受け、今も足が不自由なままだ。

もともと裕福なイルマ。本来ならば彼女が大学でキャスターとして勉強するべきだった。

しかし皮肉なことに、クリスが大学に入学し、イルマは全財産を失ったことにより大学は断念した。

 

それでも独学で取材をし、勉強していた。彼女が主にインタビューしていたのが、2004年の津波に関してだった。

そしてその後、日本から支援として貴子が来たが、一定期間の支援をすると、日本は打ち切りを決めた。

しかし、貴子の目にはとても支援が行き届いているようには見えなかった。そこでアチェに残り活動することにした。

日系マレーシア人の夫と結婚したため、息子のたかしは日本語とインドネシア語が話せた。

 

そのある日、貴子のもとに姪のサチコが日本から来ることになった。しかし、ちょうどその頃海岸に打ち上げられた1人の男性がいた。

容姿からして「日本人の可能性が高い」と言うことで貴子のもとに連絡が入ってきた。

医者に診せると「記憶喪失」言う診断だったが、日本語にはかすかに反応があった。しかし話す事はなかった。

 

彼は自分の名前を知らない。そこで貴子たちが海を意味するラウ。と名前をつけた。

はじめに彼が不思議な現象を起こしたのは、貴子の家に向かう時だった。突然不思議な歌を歌い出すと、トラックの荷台にいた魚が元気に飛び跳ねた。

そして、あるときは気絶し倒れている少女に向かい、手から水を出し飲ませると、たちまち元気をさせた。

もちろんイルマは、片時もカメラを離さずラウの行動を記録し続けた。

 

そしてサチコがなぜ急にマレーシアに来たか…。実は半年前に大学を勝手に中退しており、バイト先も既に辞めていると言う。

そしていきなりマレーシアに行くと言った。その目的は、父の位牌を希望に沿ってアチェの海へ返すことだった。

しかしその場所がどこなのかわからなかった。ある時サチコが高熱を出し倒れた。貴子が離れた隙にラウが来た。

サチコに手をかざすラウ。サチコは海から浮かび上がる夢を見た。そしてその場所こそが、父が言っている場所に違いないと確信した。

 

しかし目覚めると、ラウの姿はどこにもなかった。貴子の友人の記事とジャカルタに行ったと言う。

ジャカルタでも探した方が良いのではないかと言う考えで、連れて行ったのだが、

記者である彼女は、イルマから数々の不思議な現象の動画を借りて行った。

そしていきなり彼女は記者会見を開いた。それを見て驚いたのはサチコ達だった。彼女が自分自身が撮影した。と言っている動画は

全てイルマが撮影したものばかりだった。イルマは何も言えず涙を流すしかなかった。

しかし記者会見途中で、ラウは疲れたから帰ると、ドアを出て行った。急いで彼女をかけたが、

ジャカルタにいるはずのラウが、何事もなかったかのようにサチコ達の家のドアから入ってきた。

たかしは確認したが何も仕掛けはなかった。とにかくラウには不思議な力があると言う事は誰にでもわかった。

 

サチコはサバンに行く決心をした。船でクリスが連れて行くと言うが、なかなか波止場に現れなかった。

たかしはクリスはこないと思う。と言って2人でサバンに向かうことになった。

クリスは元々イルマとラウに関する情報がサバンにある。と、取材に行く約束をしていた。

 

しかしクリスはサチコとの約束を優先させたいので、イルマに断りの留守電を入れていたが、

4人は船の中で再会した。クリスは間違ってたかしの電話に、イルマのメッセージを入れていたのだ。

結局4人で来ることになったサバン。しかしアチェに置いてきたはずの、ラウがそこにはいた。

 

再び、たかし達の前で瞬間移動したのだ。とても不思議な存在の彼に、4人を魅了されていった。

そして彼が初めて歌った歌を歌う少年がいた。彼が歌うと、滝が流れたり逆流したりした。

彼は、ラウと同じ力を持っているのだろうか。しかしその後、葬式の列に遭遇する。

しかも、ラヴが4人の子供を川に引きずり込み殺したと言う。そんなはずはない。ラウはずっといた。

 

「もう行かなくちゃ」と、ラウは海に向かい走り出した。そして不思議なことに水の上を走っていく。

4人もそれに続いたら、ラウと同じように海を走ることができた。しかし突然ラウが海に消えていった。

すると4人は、海に沈むことになってしまった。結局ラウは何者だったのか?

 

日本語、マレーシア語、英語などを操る男性だった。そして、サチコの夢の中で父と一緒にいた。

ラウは海を使い、時を駆けることができるのだろうか?

そして手をかざすことで、不思議な現象を起こすことができるのだろうか?

彼は、サチコの目的を果たすために、アチェの海岸に現れたのだろうか?

 

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