「ロマンス暴風域」3話、旦那との直接対決で知る真実と、なっちゃんとの出会い。

佐藤はまもなく雇用計画をきれるため、再就職先の面接に行っても上の空だった。

 

正式な社員として雇用してもらい、せりかと一緒に暮らす事しか頭になかった。でも彼女はそれを断った。

 

田舎者だった自分と結婚して、こんなところに連れてきてくれた夫と別れる気はなかった。

 

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せりかの事しか考えられない

今度は美術の専門学校の講師に応募してみた。しかしやはり上の空の佐藤は、面接官の話が頭に入ってこなかった。

 

志望動機を聞かれても、ありきたりな事しか言えなかった。それでもせりかと一緒に暮らしたいと言う思いは消えない。

 

気が付くとせりかのスケッチばかりをしていた。そしてあまりに思いが募りすぎ、スケッチをしながら自慰行為をしていた。

 

それぐらいに彼女のことが忘れられなくて、LINEも何通も送ってしまったが、既読にはならなかった。

 

そしてふと「俺たちって運命だよね」と送った時に、LINEが一気に既読になった。せりかは笑っているようだった。

 

そして佐藤はついに行動に出ることにした。以前にせりかによく似た女性を街で見かけて、家までついていったことがあった。

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旦那と直接対決で知る事実

その家は、とても立派な一軒家で、佐藤が住めるような家ではなかった。しかし絶対に旦那よりも自分が幸せにできると確信があった。

 

思い切って家のインターホンを押すと、男性が対応した。おそらくこの人は夫なのだろう。

 

そこで佐藤は「大切なことなのでせりかさんと、3人でお話をさせてください」と頼み込んだ。

 

それと出てきた女性は、佐藤の事など知らないと言ってきた。そして夫に早くを帰してほしいとお願いして、家の中に消えていった。

 

しかし、旦那が口にした女性の名前はせりかではなく、「せいこ」だった。追い返されそうになった佐藤は、

 

「彼女にこれを渡してください!」と言ってポストの上にスケッチブックを置いていった。

 

自分と似たような風貌だが、とても自分がかなうような男性ではなかった。一流企業に勤めていて、きちんとした社会的立場もある。

 

自分はそうなれない。直接旦那の会社に行き、話をしようとしたが、「あなたがふたりめですよ」と言われてしまった。

 

以前にも彼女は、他の男性と付き合い、家まで男性が来たことがあると言う。それでも「彼女は自分のところに帰ってくる」と許していた。

 

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せりかを忘れるために

せりかの旦那の会社に行き、家に帰ってくると、玄関の前に袋が置いてあった。その中にはあのスケッチブックがあった。

 

佐藤に見せていた彼女の顔は全て嘘だった。実家にも遊びにきたし、自分の部屋で何度もだけやった。でもそれは全て嘘だった。

 

自分が出かけている間に、彼女が来て置いていったのだ。そしてポストの中には先日受けた専門学校の「不採用通知」があった。

 

やはりせりかの旦那に自分はかなわなかった。まもなく雇用期間も終了する。再就職先が決まらないまま、その時を迎えてしまった。

 

そして気づくと、また風俗に行っていた。出会ったのは「なっちゃん」と言う女の子だった。

 

なぜ風俗の仕事をしているのか聞くと、最初は美容品の販売員をしていたが、あれこれと美顔器を買わされて、気がつけば借金まみれだった。

 

昔から何事も中途半端でうまくいかない。今もそうだ。この仕事も長く続くかわからないと言う。

 

佐藤は気がつくと「一緒に住もう」と口にしていた、なっちゃんとの出会いは運命ではないと市立、誰かと一緒にいたいと思う自分がいたんだろうか。

 

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