【映画】「コーヒーが冷めないうちに」ストーリー・感想・Twitterの意見

「フニクリフニクラ」には不思議な都市伝説として、語り継がれていることがあった。ある1つの席に座り、コーヒーを淹れてもらう

 

強く願った【過去】に戻ることができる。しかし、そこにはいくつもの【ルール】が存在し、そのルールを守らなければ

 

一生戻った時の中に閉じ込められてしまう。しかし、その席にはいつも女性が座って本を読んでいた。

 

コンテンツ

【映画】「コーヒーが冷めないうちに」ストーリー

ある日、「フニクリフニクラ」では女性客が大声を出していた。名前は清川。彼女はどうしても過去に戻り、その時一緒にいた男性に言いたいことがある!!

 

だから、時を戻して欲しい!!と大声で叫んでいた。店の常連である平井もその時のことをよく覚えていた。言い争った末に男性が店を後にした時だ。

 

しかし、2人は恋人ではなく「幼馴染」だという。そしてあの日彼はそのままアメリカに旅立ってしまったのだ。もう会うことは少なくなるだろう。

 

だからあの時言えなかったことを言いたい!!すると数が「戻れるのはあの席だけです」と手で案内すると、女性が本を読んでいた。

 

一向に席を立つ気配がないので、いらだった清川は女性の肩につかみかかった。周りは「やめて!!」と言ったが清川は「早くあんたどきなさいよ!!」・・・

 

しかし、みんなが制止した理由がわかった。女性に触った途端【水に溺れたように】全く息ができなくなってしまった。

 

その女性は「過去に亡くなった夫に会いに行き、そのまま楽しくなったのか戻ってこなくなった幽霊」だという。だから女性はその席を周りの意志で立つことはない。

 

ただ、ひと時だけ席を立つという「お手洗い」に行くらしい。ついにそのチャンスが来たが、他にも男性の新谷や、女性の高竹もそれぞれの思いを持って席が空くのを待っていた。

 

しかし、周りの好意で清川は座ることができた。そこに座ったら数が淹れたコーヒーを冷めないうちに飲み干すのがルールだが、清川はコーヒーが飲めない。それでもコーヒーしか戻れない。

 

仕方なくルールを了承し、あの日幼馴染の五郎を怒らせてしまった日に戻った。しかし、結果的にまた感情的になり、同じことを繰り返してしまった

 

挽回したいが、すでにコーヒーが冷めようとしていた。飲み干さないと!!清川は無事に現代に戻って来た。過去に言えなかったことも言えなかった。

 

そこで、清川は逆に過去が変えれないなら「未来」を変える!!と五郎にメールし、仕事を辞めてアメリカに行く!!とメールをしたそれは、五郎のことが「好き」だから。

 

夫に渡したい手紙と取り返しのつかない過去

いつも高竹は「フニクリフニクラ」にいる。そして男性がころあいを見て迎えに来る。実は2人は夫婦だが、女性はそう思っていない。

 

女性は「若年性アルツハイマー」徐々に記憶が消えていく。そんな妻を支えているのが、50歳過ぎて看護師に転職した夫だった。

 

いなくなると「フニクリフニクラ」に電話がかかって来て、迎えに来てくれる。彼女もまたあの席に座りたいとずっと待っていた。

 

しかし、ついに夫に向かって「誰?」と言い出し、いつもなら素直に帰るが、怯えて帰って行った。彼女はあの席に座り、「夫に手紙を渡したい」と大切に持っていた。

 

席はなかなかタイミングよくあかない。そんな時時野兄妹が夫に提案した。「あなたが過去に戻って手紙を受け取ってあげればいいのでは!?」と。

 

そして、女性を立たせるため、コーヒーのお替りを何杯も出し、口の中に張り付きそうな「ぱさぱさのクッキー」を出してみたり。とにかく水分を摂らせた。

 

すると、あっさり席を立ち洗面所に向かった。そのすきに男性は覚悟を決めて席に座り、まだ妻が元気でいたあの頃を思い浮かべてコーヒーを一口飲んだ。

 

プールの中に放り込まれるような感覚の中に、たくさんの思い出。そしてその中から「あの日」だという日に彼は戻った。妻と向かい合って座り会話をしていた

 

そして、コーヒーが冷めてしまわないうちに「手紙」を受け取るため、多少強引に「何か渡したい手紙、ほらこのくらいの・・・あるんじゃないか?」というと

 

彼女は恥ずかしそうに手紙を渡してくれた。そして、彼はコーヒーが冷めないうちに飲み干して戻って来た。その手には手紙が握られていた。

 

看護師である夫は妻がアルツハイマーだと気づいていたが、まだ言えないでいた頃。手紙の最後には「最後まで夫婦としていたい」と書かれていた。

 

それを知るまで、彼は彼女の世話役だと感じていた。しかし、自分のことを忘れても夫婦として過ごせる時間を多くとることに努力するようになった。

 

数は店の常連である平井のスナックが、しばらく休業しているのが気になった。兄曰くいつも家でした姉に会いにお店に来ていた妹が、交通事故で亡くなったらしい

 

彼女は伝統に縛られ旅館という職業に嫌気がさし、「自分で好きなことをして生きる!!」と泣く妹を置いて家出した。しかし、妹は根気強く彼女に会いに来ていた。

 

そのたびに平井は厨房に隠れて、彼女が帰るのを待った。そして妹はいつも手紙を託していくが、平井は読むことも受け取ることも拒否していた。

 

葬儀から戻った平井はすぐに東京に戻って、お店をオープンさせた。しかし、お店から渡された手紙の束を見ていると、家族で唯一最期まで自分に会おうとしてくれた妹

 

決意をもって「フニクリフニクラ」へ来た。そして妹が最後に来た日に戻ることにした。妹は姉を恨んではいなかった、商売上手な姉と旅館を切り盛りしたい!!

 

でも、彼女が交通事故に遭ったのは、財布に新幹線チケットが入っていたことから、再び姉に会おうとしていたのだ。だから絶対にその日は会いに来るな。と言って現在に戻った。

 

そして電話を実家にすると「明日が初七日法要」だと聞き、やはり過去は変えられない現実に打ちのめされたが、妹の思いを知り故郷に帰ることにした

 

そして、妹が夢だった一緒に旅館の女将になることはできなかったが、平井が妹の意志を継ぎ若女将となり、スナックでの経営ノウハウを活かしていた

 

 

数の悔やみきれない過ち

数はずっとお店と家の往復ばかり。友達もいなかった。そんな時いつも席が空くのを待っている男性新谷が。どうして戻りたいか理由を知った。

 

「きなこ」それはかつて可愛がっていた猫に会いたいから。でも、新谷は徐々に数に惹かれて行き、「友達から」と付き合いが始まって行った。そんな中でもう過去に戻ることはどうでもよくなった。

 

そして、ついに数が妊娠したが、彼女には悔やみきれない思いをずっと抱えていることを兄から聞いた。あの席に座る女性。

 

実は、2人の母親要であり、5代目店主だった。6歳の頃数が母に頼まれて、コーヒーを淹れたが、母は自分より父を選び戻ってこなかった

 

それは12月30日だと数は記憶していた。あの時自分がコーヒーを淹れなければ、母はまだ生きていたかもしれない。そんな後悔をずっと抱えていた。

 

そこで、新谷は考えた。過去にも戻れるが未来にも行けるらしいが、誰も未来へ行った者はいない。そして、今コーヒーを淹れられるのは数だけ。

 

いろいろ試行錯誤したが、数が過去に戻る方法はなかった。そこで新谷は兄と相談し、数にメールした「明日の朝8時にお店に来るように

 

言われた通りにお店に行くと、あの席が空いていた。兄に促され席に座ると女の子が「未来と書いてみきです!!」とコーヒーを淹れ始めた。

 

そして兄は12月30日ではない、クリスマスだ!!と戻る日を指定した。そして数はコーヒーを淹れたあの日に戻った。母が幼い数を追いかけていた

 

コーヒーが冷める前に飲んでほしい。でも要はすべてを悟った「私、幽霊になっちゃったんだね。」「お医者様からあと3か月の命って言われて、未来の数たちに行った」という。

 

そして、未来の数たちがどうなっているのかを見に行ったのだ。しかし、それは楽しくて戻れないのではなく、数がはしゃいでいたのでついコーヒーが冷めてしまったのだ

 

数は母に急いでコーヒーを飲ませた。そして自分もコーヒーを飲んで帰って来た。しかし母は戻らなかった。でもあの日の真相と、戻れなかった原因がわかってよかった

 

兄は「新谷君に感謝しろ」と一言数に行った。新谷が6年後の未来へ行き、数が産んだ女の子に特別なコーヒーを淹れるように教えた

 

それはおそらく数がお店に来た時、新谷が未来に行っていたから席が空いていた。そして将来生まれる子供もルールを教えられそれを守るため、数にコーヒーを淹れて過去へ行かせた。

 

その間に未来はあの席でコーヒーを飲み、現実に戻った。と言ってもまだ数のお腹の中。時野家の女性にしかできないことなら、未来に生まれてくる子供にその役目を託したかった。

 

未来に行けば自分たちの子供が女の子か、男の子かわかる。女の子ならコーヒーを淹れられる。その可能性に新谷はかけたのだ。

 

そして、数か月後無事に女の子が生まれ、「未来」と名付けられた。あの日に女の子が自分で名乗っていた名前を付けた。

 

これで親子のわだかまりも解け、母の幽霊を見ても罪悪感を感じることや、寂しさを感じることもなくなった。あの日は母は、父ではなく自分に会いに来てくれていた。

 

それだけで、数には十分だった。

 

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Twitterの感想

 

本当に「やさしさ」が詰まった映画で、どんな人にも優しい時野家の人々。そしていかなる事情があろうとも、コーヒーを淹れてくれる数。

 

最初の「清川」は強引に過去にもどろうとした。そうなると周りも店主も止めるだろうけど、それをあえて過去に行かせる優しさもいい

 

だから清川は未来を変えるために、幼馴染を追いかけた。そして、平井も妹の夢をかなえるため、実家に戻った。

 

高竹夫婦も今までの「介護」というあり方

を見直して2人の時間を大切に過ごすようになった。

 

過去に戻れたからこそ、みんな未来を変えていった。そして数も。未来は7代目「フニクリフニクラ」の店主となる。

 

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