オトナの土ドラ繰り返される運命「恐怖新聞」

よく、人は前世と関わりのあるもの同士が、今世で親子になったり

恋人になったり、兄弟として生まれ変わると言われています。

今回の「恐怖新聞」はいきなり【時代劇】になり、ドラマを間違えたかと思いました。

 

コンテンツ

決められた運命


登場人物

シズ…後の歌子?(演:詩弦)

ヤエ…後の詩弦(演:歌子)

空元…後の蔵之介

仁左衛門…後の篠崎刑事

半次郎…後の勇介

 

件(くだん)とは?

幕末に世に広まった「妖怪」

牛の頭を持ち、人間の体を持つ。都市伝説とされているが

通常「件」は牛から生まれ、数々の疫病や天災が起こることを予言し

数日で死んでしまうが、その予言は必ず当たる。

 

実際に文献には文政10年に、立山で「件」が現れ、山仕事をしていた男性に

これから、数年疫病が流行り多くの犠牲者が出るが、この姿を書き写しそれを見た者は救われる。

と、言い残したことから、件の「絵札」は厄除けとされてきた。

ただし、文献には「くだん」ではなく「くだべ」と記されている。

妖怪漫画の第一人者「水木しげる」さんも「くた部」として、漫画に登場させている。

 

本来は幸運をもたらす妖怪

一番古い書物としては天保7年(1836年)に書かれた【瓦版】だといわれている。

丹後の国で書かれた物だが、現れた件を絵札にし、祀ることで「豊作が続いた」とされているが、

実際には【天保の大飢饉】の年であり、人々の切なる願いが、文章として残ったのかもしれない。

 

実際に件が剥製にされた例もある。明治42年の五島列島で、頭が人、体が牛の件が生まれた。

日本はロシアと戦争をする

と予言し、31日後に亡くなり、その後剥製にされ長崎の「八尋博物館」に展示されたが

博物館の閉館と共に剥製の行方もわからなくなった。

しかし、昭和に入ると件は、災をもたらす妖怪とする説が広まり、世界大戦も件の予言といわれている。

しかし、件は人の頭に牛の体だが、反対に牛の頭を持ち、体は人間の「牛女」が江戸末期に登場する様になった。

件は牛から生まれ、牛女は人から生まれる。そして件は高い知能で話すが、牛女は話せない。

などの違いがある。ドラマ内で「件」とされているが、シズが宿しているので「牛女」の可能性が高い。

 

「恐怖新聞」の件

「恐怖新聞」では幕末の件の姿形と、昭和に入り言われた始めた、件の予言は不吉だとする説が入り混じっている。

 

貧乏な母親が「件の書」を手に入れてしまい、それでお金持ちになろうと

娘の宿した胎児を「件」にすることを思いつくが、それに反対した婿を斬り殺してしまった。

そして、「件の書」に従い薬品を調合し無理やり娘に飲ませ、呪いの呪いをかけてしまった。

しかし、娘のシズは夫を目の前で殺され、胎児を件にされたショックから、話さなくなった。

それをいいことに、母ヤエは高僧の空元に災いが何であるかを相談し、越後屋への奉公を紹介してもらう。

しかし、仁左衛門が儲けるばかりで、自分たちにはほとんど手当てがないも同然。

再び空元に相談し、半次郎を紹介してもらい、半次郎の力で手取りをあげてもらうことになるが

仁左衛門が殺し屋を雇い、半次郎を殺そうとするも失敗し、屋敷に乗り込まれ仁左衛門は斬られた。

 

そして、シズは血を見たことから、すべてを思い出し、諸悪の元は母だと話し出したことから

ヤエは娘と空元を手にかけてしまった。

しかし、半次郎はそれを見ていても、ヤエを殺すことはできなかった。

前世の記憶により、蔵之介はヤエの生まれ変わりである、詩弦の誕生を望んでいなかった。

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