「ムショぼけ」3話、月給850円の男から日給8,500円の男へ進化した宗介

やっと働き口が見つかった。平松が経営する解体業者。しかし出勤すると早々に平松に呼び出された宗介。

 

どうやらムショ上がりの宗介をよく思わない社員がいるらしい。そのため仕事を円滑に進めるためにも、今は仕事も少ないしやめて欲しい。

 

と、宗介にとって2度目の平松からの【破門】を言い渡され、ニートにぎゃくもどりしてしまった。

 

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まとわりつく刑務官の影

宗介には相変わらず、夜の見回りをする刑務官の影がちらつく。求人情報を見ていても「本気で探していない」とか、

 

命を懸けてカチコミしたくらいなら、面接に挑むこともなんともないとか、宗介にいちいち何かを言ってくる。

 

しかし、刑務所での生活は厳しかった。少しのことですぐきれる性格の宗介は、4人部屋などではすぐにトラブルを起こすため

 

独房に入れられてしまった。むき出しのトイレと、布団があり、集団でおこなう作業に出ることはできないため

 

独房の中で「内職」をするが、細かくちまちました仕事を1か月しても、「月給850円」と激安だった。しかし、今はニートそれより安い日給0円。

 

カチコミに行く気持ちで、数々の面接を受けるも40代の男性が「職歴なし」にどの会社も疑問を投げかけてきた。

 

イラつく宗介は、どの会社も採用されずふてくされて歩いていると、前から怪しげな電話をしながら男が歩いてきた。

 

そしてぶつかった。相手は電話をしながら、宗介にいちゃもんをつけてくる。内心器用な奴だな。と思いながらもサングラスを外すと

 

「陣内さんじゃんないですか!?」と親し気に声をかけてきたが、覚えがない。「留置所で一緒だったしげです!!」

 

で、思い出した。まだ刑が確定していない中、留置所で自分の武勇伝を自慢げに話し、それに感動したしげ。

 

しかし、その後平松が面会に来て、手打ちの後のカチコミだったので、すでにカチコミの時には破門されており、

 

カチコミの必要もなかった。と言われ、気を遣った警護官がみんながいた部屋ではなく、1人部屋へ移してくれた。

 

あのときのしげだった。仕事がないことを話すと、「日給8,500円ですけど、コピー機の運搬で明日から働けます」

 

と、一緒に仕事をすることを紹介してくれた。月給850円から、日給8,500円!!働き口が見つかった!!

 

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リサからのうれしいお土産

うれしいことはつづくのか、帰宅直前インフルエンサーで、娘のナツキと再会の縁をつないでくれたリサからメールが入った。

 

「家に帰ったらうれしいお土産あるかもよ」何のことかわからず帰宅すると、ナツキが夕飯を食べに来ていた。

 

なんでもリサに住所を聞いたらしい。宗介が事件を起こしてから実家を引き払った母は隠れるように住んでいたので、

 

ナツキも引っ越し先を知らなかった。しかしリサのおかげで自由にこれからはナツキが来れるようになった。母も孫に再会できて喜んでいる。

 

早速仕事が始まったが、3人一組だがしげより若い男がどうも気に食わない。宗介の仕事が遅いだの、邪魔だの文句ばかり言ってくる。

 

ついつい殴りたくなるが、幻想の刑務官が「仮出所や、やってももうたら逆戻りや!」というので自分を必死で抑えた。

 

しげも「ムショ上がりは秘密で」というので、きれやすい性格を抑えながら、3人で仕事をするのは正直きつかった。

 

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状況が一変したHIROからの呼び出し


しげは2人の関係を少しでも良くしたいと思ったのか、一緒に食事をすることになった。

 

しかし、店から出ると「もう一軒、一番年上の宗介のおごりで行く!」と聞かない若造!いらっとしていると

 

HIROから電話が入り「お姉ちゃんがいっぱいいるお店に来ませんか?」というので、どうせHIROのおごりなので

 

ちょうどいいと思い2人を連れてお店に行った。しかし、そこはぼったくりバー!!下着1枚になったHIROが座っていた。

 

おそらく電話した時は上機嫌だったが、その後調子にのりぼったくりバーだと知ったのだろう。

 

請求額は200万以上。あほらしい金額にHIROを置いて帰ろうとしたが、宗介に店の者が絡んできたので、とうとう宗介はきれた。

 

腕まくりをして、覚えのある腕で相手を打ちのめした。すると「1万でいいです」と謝罪した店長。

 

腕まくりしたのでおそらく入れ墨が見えただろう。そして昔の覚えの喧嘩っぱやさで相手をぼこぼこにした宗介。

 

それをみていた若造が「ボス!」といきなり呼び方を変えてきた。仕事ではどんくさいと思っていたが、本当はとても強い男だと知り態度を一変させた。

 

そして、翌日から仕事中も、宗介には難しい仕事は若造が率先して行い、宗介がやりやすい仕事に替えてくれた。

 

いつも空気を読まないHIROだが、あの一本の電話で自分の職場が変わった。HIROに少しだけ感謝すべきだろうか。

 

■キャスト

 


 

テレビ朝日2021年秋の新作ドラマ

 

 

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