TBS新ドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」お金の計算ができない坊ちゃん

九鬼玲子。

老舗玩具店「モンキーパス」で経理の仕事をしている。

お金には一円単位で厳しい生活をしているが、経理の仕事に向いているとも言える。

私生活では、質素な生活をしているが、それが怜子の楽しみの一つでもあった。

 

コンテンツ

1年越しの恋

玲子は鎌倉のお寺の近くの民宿の娘。古民家を改装した民宿のため、

離れの「茶室」がある。そこが怜子の部屋。

1冊の本に出会ったことにより、質素な生活を楽しむようになった。

週末には、自分へのご褒美にちょっとした高級なお菓子をひとつ買い、

持参した冷やしほうじ茶で、一服するのが楽しみのひとつ。

 

しかし、そんな怜子の夢は、猿の絵が書かれた「豆皿」を買うこと。

1年前にある陶器屋で出会ってから、ほしくてしょうがないが、1年越しに迎えることにした。

部屋を大掃除して、豆皿が座る小さな座布団を用意して、陶器屋さんへ出かけた。

しかしそこに、男性が若い女性を連れ、通り過ぎた。

BBQへいくのだが、「お皿を忘れた」とういうことで、通りがかりのお店でお皿を買うことにした。

そして、店の外にいる怜子の目の前で、適当にお皿を買い漁る男性、とうとうその豆皿に手を伸ばした。

見つめている玲子に「笑顔」で返し、その場を去っていった。

 

最悪の出会い

 

猿渡慶太。

老舗玩具屋の後継だが、親の名義の「ブラックカード」で好きに買い物をする。

欲しいものは欲しい。全てを手に入れたい!!

そのため、ランチでも食べたいものを食べるだけ食べる。

そして、結局5,800円もかける。本当にお金に関して何の計算もできない。

 

ついに、父である社長が激怒した。

そして、営業部で働く慶太を「退職」させることにした。

しかし、その前に【お金の勉強を】と経理部に左遷させた。

その教育係になったのが九鬼だった。

あの、「豆皿」を奪った男が、社長の御曹司だった。

 

お金の意味がわからない

 

経理部に配属された慶太だが、怜子の説明がわからない。

ブラックカードも止められ、住んでいたマンションも売却されてしまったのに、

手持ちのお金を全て使い果たしてしまった。

しかし、そこに「母」の姿が。慶太に箱を渡し、開けるようにジェスチャーをすると、

中には帯封がされたままの1万円札が3束。

 

父親から見捨てられた慶太を不憫に思い、母親が甘やかす。

意味が全くない。それもそのはず。猿渡の母親が先代の社長の一人娘。

父は、叩き上げの社員で、高卒で入社し社長まで上り詰めた人物。

せめて息子には「普通の金銭感覚」をつけて欲しい。

という、親心だったのだが、それを母親が邪魔をする。

しかし、マンションまで売却されては、慶太もいく場所がない。

そこで、思い出した。九鬼の実家が民宿であることを。

そこに居候することを思い立った。

 

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