TBS【MIU404 】放送直前、志摩過去に何があっのか?考察。

放し飼いの犬のように、自由に振る舞う伊吹をうまく操る志摩。

それはずっと前からバディーを組んでいたような、手慣れた空気感がそこには流れていました。

しかし2人がバディーを組んだのはごく最近のこと。

伊吹は志摩がいるからこそ、刑事として息を吹き返したようなものです。

そして逆に、志摩は伊吹の何をしてかすか分からない、新歩さがかつての自分を思い起こすのです。

 

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伊吹に聞こえたこと

任務を終え本部に戻った伊吹。一足先に中に入っていた志摩を追うように伊吹は後に続きます。

そこで先に志摩を目にした、おそらくかつての志摩を知るであろう上司の言葉を息吹が聞き逃さなかったのです。

「人1人殺しておいてよく刑事としていられるような。」

 

それは以前から伊吹も気になって言うことでした。

しかし、志摩は過去を語ろうとはしません。それどころか、人も自分も信用しないと断言しています。

もしこの過去が関係しているのであれば、伊吹は志摩に立ち直ってほしいと思うのでしょう。

過去を切り捨てるのではなく、過去を乗り越えてもっと素晴らしいバディーとなるために。

 

捜査に乗り出した伊吹と九重

機動捜査隊第4部隊の中でも、伊吹と九重は(新入り)扱いとなります。

しかし上司である桔梗と陣馬は、志摩にどんな過去があったのかを知り、それを承知で第4部隊に入れています。

つまり、志摩が犯した過去は、第四部隊の操作において関係のないこと。影響もしないことなのです。

もしくは、その過去があるからこそ志摩を第四部隊に誘ったのかもしれません。

 

あまり人の話を聞かない伊吹と、エリート刑事である九重。

この2人を抱える第4部隊をうまく操作できる人間として選ばれたんではないでしょうか。

それは過去の出来事から、仲間の大切さ、命の大切さを痛いほどにわかっているからです。

それは命をかけて仕事をする者にとって、とても重要なことです。

 

かつてのバディー

 

志摩はかつて香坂と言う男とバディーを組んでいました。

しかし香坂は、不審な死を遂げるのです。

それが、志摩が相棒殺しと言われる所以です。

志摩から話を聞けない伊吹と九重は、過去を洗い出します。すると、香坂が亡くなった日に

「毒殺事件」が起きていたのです。

 

フラッシュバックする志摩の過去。

電灯とウイスキーか何かの瓶。そして男性らしき足元。

その足はおそらく香坂なのでしょう。連続して起きていた毒殺事件を捜査した2人。

そして、捜査の一環で誤って毒物が体に購入し、バディーの香坂は倒れたのでは?

しかも、伊吹のように向こう見ずな性格で、1人で捜査に に突っ走り志摩が止めることができないなか

事件が起き、志摩が現場に来たときにはすでに香坂は生き絶えていたのではないでしょうか。

 

伊吹のように、勘を頼りに前のめりになるバディーを止められたら

事故は絶対に防げた。香坂をもっと信じ、真相の裏付けを急げば

香坂は毒殺事件に、無謀に突っ込んでいくような真似はしなかったのではないだろうか…。

だからこそ、今のバディー伊吹の行動により慎重に対応しているのではないでしょうか。

伊吹の勘は確かに頼りになりますが、結果的には志摩が冷静に分析して踏み込んでいます。

それは志摩が過去から学んだ教訓なのではないでしょうか。

 

そして伊吹の恩師である「がまさん」は、この事実を把握していて、わざと伊吹にけしかけたのではないでしょう?

「そいつの軸足はどこた?」と…。

 

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