「婚姻届に判を捺しただけですが」7話、兄嫁に瓜二つの女性が狙う!

明葉は立ち上がったときに、柊に大量の10,000円札と、離婚届が落ちたのを見たらしまった。

 

柊はそんなに早く別れたいのかと思い、「指定の口座に振り込んでおいてください」と言って行こうとしたところ

 

明葉は自分の気持ちを手っ取り早く伝えたいと、柊のネクタイをつかみ、自分に引き寄せてキスをした。しかしその意味は伝わらなかった。

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離婚は2ヶ月後にする

いつものように柊を起しに部屋に行くと、既にベッドはきれいに整えられており、柊はダイニングテーブルにいた。

 

そして昨日、気が動転してうまく話せなかったので、改めて話がしたいと言ってきた。

 

明葉が早く離婚したがっているのだと思い、「急に離婚するのはどうかと思うので、2カ月間徐々に距離を置いていきましょう」と柊から提案があった。

 

そしてそのまず第一段階として「結婚指輪を外す」と言うことで柊は指輪をテーブルの上に置いて仕事に行ってしまった。

 

明葉は別れたくないのに、キスの意味も伝わらず、結婚指輪を外せと言われ、とても複雑な気持ちのまま仕事に行った。

 

柊は後輩がいつも担当しているインフルエンサーの代理をすることになった。料理で人気のインフルエンサーKANA。

 

市は彼女の人気を利用して、PRポスターなどを作成する予定だった。それを柊にまかせたのだが、 彼女がくると柊はフリーズしてしまった。

 

派手ではあるが、美晴に瓜二つ!思わず家族構成を聞くと、兄弟は兄1人だった。よくよく考えれば、幼馴染なので美晴は一人っ子だと知っていたはず。

 

話も上の空になってしまい、みんなから体調を心配されたが、何とか平常心を保って、打ち合わせをしていた。

 

そしてデザインの打ち合わせに、明葉の事務所にきたが、指名したのは自分の妻ではなく、違う女性をデザイナーに指名してきた。

 

明葉も彼女をひと目見て固まってしまった。あまりにもそっくりすぎる。不毛な恋が成就してしまうかもしれない。

 

いち早く明葉の上司は、柊が指を押してないことに気づき、明葉はどうなのか確認しようと、一生懸命さまざまな角度から確認するが

 

みえない。明葉の同僚に確認するが、彼女は気に留めていなかったのでわからなかった。

■キャスト

もう一つの不毛な恋

明葉の同僚のひかり。推しのアイドルがいるが、急にみんなにパンを配り始めた。近くにできたパン屋さんで働いている男性が、

 

あまりにもこのアイドルにそっくりで、思わずパンをいっぱい買ってしまったのだ。それからと言うもの毎日のように大量にパンを買っていた。

 

そして他の同僚が付き添い、告白するように背中を押すが、本人を目の前にすると何も言えなかった。しかし彼はひかりは「いつもパンをたくさん買ってくれる人」として覚えていた。

 

ひかりにはこれでよかった。これ以上その場にいたらきっと彼女は倒れてしまうだろう。

 

もう一つ不毛な恋があった。それは大福行きつけの動物病院の、看護師をしている牧原。

 

彼は明葉と仲良くなり、様々な相談を受けるうちに、彼女のことを好きになってしまった。そして2人の結婚が偽装結婚だと言うことも知っている。

 

でも、いくら偽装でも「結婚」と言う書類に縛られているので、柊から彼女を奪うことができない。

 

大福を病院に連れてきた時も、柊にそれとなくプレッシャーをかけたが、柊の鈍感な心には響かなかった。

 

そしてもう1人2人の偽装結婚を知っている、柊の会社の受付嬢麻宮。明葉より先にファミレスでプロポーズされ、水をかけた人物だが、

 

よくよく考えれば、柊ほどのハイスペック男子はいない!とすぐに婚姻届を用意したが、その前日に柊は入籍してしまったので

 

明葉のことをよく思っていないばかりか、お弁当屋さんにも来たことがあるので、KANAが美晴にそっくりだと言うことを知っている。

 

そこで、柊とエレベーターホールで「偽装結婚」について話していた。2人はかけて彼女が話を聞いていることを知らなかった。

 

■キャスト出演作品

 

妻の座を狙う女性の存在

偽装結婚カップルと言うことをしったが、既に初対面の時に柊は結婚指輪を外していたので、結婚していたことを知らなかった。

 

しかし基礎結婚と知り、明葉に「別にあなたじゃなくてもいいわよね。私に彼を譲ってくれない?」と迫ってきた。

 

容姿は美晴そのものと言っても良いが、性格は悪そうだ。SNSにアップされた写真を見ても、柊が映り込んでいたり、

 

好きな人ができたことを匂わせたり、明葉の気持ちをざわつかせるばかりだった。明葉も見なければいいのに、SNSに目がいってしまう。

 

しかし彼女に触発されて、料理をしようとした時、柊が「グラタンを作ったら僕にも食べさしてください。」と言ったので2人で火曜日。と約束をした。

 

しかし後日、彼女がパンフレットに載せる試作品を食べてほしいと、柊に持ってきたが、飲食店だったため、ここでは食べられないと言うことになり、

 

KANAは自宅に入ることができた。そこでホワイトボードに約束の日が火曜日と書かれていることに気づいた。

 

そしてやってきた火曜日。明葉は珍しく早く帰り、急いでグラタンの準備をしていた。すると柊から帰りが遅くなる。とメールが来た。

 

KANAはわざと、水曜日にアップするための料理を下準備するのに、お皿を割って手を怪我てしまい、準備ができなくなってしまったと言う。

 

それで柊を呼び出し、手当てをしてもらい、柊は出来る限り手伝いますと申し出て、彼女の作業を手伝うことにした。

 

しかし、柊は配信を延期することを提案したが、彼女がどうしても譲らなかった。「もうすでに告知してありファンが待っている」

 

しかし作業は思った以上に時間がかかり、柊が帰宅すると、テーブルの上にグラタンが置かれていた。

 

柊は食べる前に明葉の部屋の前に行き、彼女の部屋にいたことを打ち明け、約束を破ったことを謝罪してきた。

 

そして、やはり美晴とは全く違う女性に、興味は無いようなことを話した。それを聞いた明葉は、慌ててドアを開けて

 

「私は百瀬さんが好きです。離婚したくありません!」と自分の気持ちをはっきりと打ち明けた。

 

すると柊も「僕も秋葉さんがいいです。」と、何とか離婚を回避することができた。やはり美晴が言うように「鈍感」な柊には、気持ちはしっかりと言葉にしないと伝わらないと実感した。

 

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