非情すぎるミッション【別れ】戸惑うあいこ、鈴木亮平主演「レンアイ漫画家」2話
清一郎の担当編集者、向後の大学のラグビー部の後輩である、「早瀬」と運命的な出会いと見せかけて
デートにこぎつける。というミッションを成功させたあいこは、自分にも本当にちゃんとした恋愛ができる!!
と、喜んでいたが、次なるミッションは「別れろ!!」だった。次の清一郎のストーリーに必要なのだ。
コンテンツ
恋愛したいのに!!
あいこの中でものすごく葛藤があった。早瀬は「嘘」の出会いを打ち明けても、何も責めることなく
あいこの気持ちを包んでくれた。自分にとってすごく素敵な人。これからも付き合っていきたい。と思った矢先
「別れろ!!」というミッションが!!つい、前日は「デートに誘え!!」と背中を押してくれたはずなのに、
清一郎は背中など推したつもりはない。ただ自分の作品に必要なシーンにリアリティが欲しいために、
あいこに現実で恋愛させて、それをアニメに描き起こすためだけに【ミッション】をこなしてもらうために雇っている。
期日までに「別れ」なければ100万の報酬はもらえない。しかし、あいこは早瀬をこれ以上裏切ったり、傷つけたりしたくなかった。
それでも、早瀬からは「次にいつ会える?」とメールがくる。それに返信もできなければ、既読もつける勇気もない。
自分の気持ちはすでに早瀬に傾いているのに、仕事の為に「別れ」を決められている。
それを言い出せない自分が、メールの返信を送らせていた。しかし何度目かのメールでやっと決心が固まった。
それは、初めて清一郎の作品を読んだからだ。38巻ある「銀河天使」を全巻徹夜して読んだからだ。
清一郎の才能
「銀河天使」を読んだあいこは、清一郎の漫画家としての才能は本物だと思った。この才能のインスパイアに自分が役立っている。
そう感じたら、次のミッション「別れ」を決意することができた。早瀬は今までもそうして振られてきたのかもしれない。
【早瀬さんは、私にはもったいない人】
と、言って別れを告げたが、あいこの目からは涙があふれ、それを止めることもせず、号泣しながら帰宅した。
ちょうど行きつけのCAFEの店員、二階堂がその様子を店先で見ていたが、声をかけることができなかった。
あいこは本当に早瀬と恋をするつもりだった。それでも清一郎との解約を選んだ。
彼の本当のすごさに圧倒され、11年間連載を続けていることも納得ができた。
そして、新しく連載されたコミック雑誌【少女モーニング】を購入してきてしまった。
全巻読んでしまい、新しい話しが読みたくなってしまったのだ。しかし、そこには自分が話した早瀬との出会いや
デートの様子が事細かく表現されており、自分が清一郎の役に立っていることがうれしく思った。
報酬ゼロ!!
あいこは「別れ」の報告をしに、清一郎の元へ行くと、「期限までにミッションを遂行しなかった」として
今回は100万円はもらえないとわかり、ショックを受けた。期限までには別れをつげたのに、別れのショックから立ち直る2日の猶予は
清一郎には認められなかった。ミッションはすべて遂行したのに、今回は無報酬に落ち込むあいこに
向後は「衣装などは差し上げますから」と励ますように話した。しかし、清一郎のなかでは次のミッションが決定していた。
それはレンの担任の大倉先生と「レンアイしろ!!」というものだった。
悲しみから癒えない中、次のレンアイミッションは、よりによってレンの担任とは・・・。
なんだか気が進まない。もしまた期限内にミッションを終えなければ、報酬がもらえない。
そして、おそらく次も「別れ」のミッションがあるのだろう。そう思うとあいこの気持ちは沈んでいた。
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