「気象病」これからの季節に増えるこの病気雨頭痛とも言われている。
なんだか天気がはっきりしないと気持ちもすっきりしないですが、中には体調もすぐれない方がいらっしゃいます。
それは天候の変化で、自律神経がそれについていこうとしてバランスを崩し、頭痛やめまいなどを起こすことがあります。
特にホルモンバランスの変化の激しい、月経のある女性に多い病気の1つです。
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雨頭痛
よく雨が降りそうな時に、頭痛を訴える人がいます。それは中神経が過敏に反応しているためです。
中でも多いのが偏頭痛です。特に梅雨の時期では多くなります。それは常に空気中に水分が多いため、必然的に体内にも水分が多くなります。
そうなると体内の水分が滞り、偏頭痛を引き起こすのです。水分と言うのは血液も含まれており、頭の中をめぐる細い血管の中に流れる血も滞り、それが偏頭痛を引き起こします。
これは決して珍しいことではなく、「気象病」と言う病名がついている通り、一般的な病気でありながら、
あまりこの名前で浸透していません。だからこそ雨の日に、なぜか調子が悪くなると言う人が多いのですが、その原因がわからずモヤモヤとしているかもしれません。
しかししっかりとした病名がついていると言う事は、改善する可能性があると言うことです。
対策
漢方の世界では、こういった気象病を「水毒」と呼びます。それは体内に水が滞っていると言うことです。
そのため対策としては、体の水分を適度に排出すると言うことです。少し汗をかく位のストレッチをしたり、
無理のない程度にサウナに入り、汗をかいて老廃物を出すなど、自分でできる対策方法は身近にあると思います。
特にストレッチを取り入れる事は、体をリラックスする効果もあり、頭痛を和らげる効果もあるので、ぜひ実践してほしいと思います。
雨頭痛は、偏頭痛だけじゃなく後頭部や首筋が痛むと言う方も多いので、ストレッチはかなり有効かと思います。
特に首の後ろ頭頭の境にある凹みには、頭痛を和らげるツボがあるので、そこを重点的に押してみても、頭痛を和らげる効果は得られます。
首周りのストレッチも、そのツボを意識して行うとより効果的かと思います。
自律神経とは?
「自律神経」とよく聞きますが、実際にどういった働きをしているか、詳しく知っている人は少ないかもしれません。
自律神経は体のバランスを整える器官でもあります。意識している人はいないと思いますが、呼吸や心拍数なども自律神経が調整しています。
そして体温等の調整も行っているので、精神的な病で自律神経を崩している方は、体温調整がうまくいかず、微熱状態が続くこともよくあります。
気圧の変化で、その自律神経が過敏に反応するため、頭痛だけでなく、昔の傷が痛んだり、関節が痛んだり、人により様々な症状が現れます。
そのほとんどが「痛み」として現れますが中には、めまいを起こす方もいらっしゃいますので、気圧の変化を敏感に感じる方は、強直の行動には特に気をつけてください。
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