妄想「つるつる男」家族がみんなつるつる。「書けないッ！！」口述筆記を提案する奈美2話
プロデューサーは圭祐にすべての脚本を任せることに【不安】しかなかった。
今まで書いたドラマは何も知らない。たった5話書いただけの脚本家にすべてを任せられない。
そこで、新しい脚本家を探すことにした。つまり、共同脚本という形で進めることになった。
コンテンツ
未来ある脚本家
無理難題を押し付けてくる人気俳優「八神隼人」、圭祐の案は彼によっていとも簡単に却下されてしまう。
これでは、撮影すら始められないし、この「圭祐」という男に全話任せてもいいモノか！？
プロデューサーは不安しかなかった。そこで、サブの脚本家を立てることにした。
そこで、補佐の松尾が連れてきたのが、新人脚本家で賞を獲ったばかりの如月だった。
彼は、快く引き受け、圭祐にも紹介したが、プロデューサーは圭祐より、如月に期待していた。
何なら、全話彼に任せるつもりだったのかもしれない。
ところが、設定を聞き「意味が分からない」と言うと、1話も書くことなくいとも簡単に降板した。
脚本家として賞を獲ったプライドが、学園もので、吸血鬼が出てきて、しかも御曹司というめちゃくちゃな設定が
書く気力すら出なかったのだろう。そして、今時の若者らしく簡単に仕事を投げ出してしまった。
奈美の提案
圭祐は追いつめられると、ありもしない「妄想」を見ることを知った奈美。
そこで奈美は【口述筆記】を提案してきた。圭祐は頭に浮かんだストーリーを話すだけ。
それを奈美がパソコンに打ち込んでいく。2人で協力すれば妄想も出ないのではないか・・・！？と。
しかし、奈美の担当編集者が猛反対した。「誰が家事をするんですか！？奈美さんには執筆に専念してもらわないと」
子供たちも、圭祐の仕事を奈美が手伝うことに冷ややかだった。と言うのも、料理すらまともにできない奈美が
圭祐の代役をできる限りする。と言うのだ。それは家事も含めて。それは子供たちに不評だった。
どうやら奈美は料理があまり得意でないみたいだった。
出てきたつるつる男
しかし、家族みんなが「文句」を言っていられる状態でなくなってしまったのだ。
構想を考えて行き詰ってしまった圭祐。すると「つるつる男」が現れたのだが、
家族全員が「つるつる男」になってしまい、圭祐に迫ってくる。そこでようやく子供たちも
父親の危機的状況を把握し、奈美が手伝うことを許した。そしてやっと「1話」仕上がったが
すでにクランクインは期日を過ぎており、時間がない！！
もう翌日には2話を書いてくるように指示が出てきた。あまりにもタイトなスケジュールに
圭祐は「つるつる男」の存在が気にかかるが、とりあえずプロデューサーに提案した血を吸うシーン
「B型と書かれた血液のパックをラストで吸う」これを盛り込んで、主人公が吸血鬼であり、B型しか好まないことをアピールしなくてはいけない・・・。
追い込まれすぎの圭祐、どうなるのか！？
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