TBSドラマ田中圭×山田涼介「キワドい2人–K2–」真犯人を罠にかける
賢造が財布の中に大切にしまっていた写真。
それは井原と建造が仲良く写る写真だったが、本来は「破棄」されるはずのものだった。
半分に折られた写真は「○暴」のチーム最後のバーベキューを映していた。
つまり、井原の「潜入捜査」を知っている人物達が写っていた。
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井原を打った3人
22年前、井原に当たった銃弾は3発。そのうち心臓に当たったのが致命傷となり、命を落とした。
賢造は「心臓を打った警官」を探していた。それは【裏切り者】の証だった。
井原が潜入捜査をしなくてはいけなくなったのは、当時ある警官がヤクザと癒着し
捜査情報を流している。という情報が入り井原が構成員として潜入していたのだ。
しかし、井原は真相にたどり着く前に本職が組にバレてしまい、
射殺されそうになり、撃ち合いの末、井原が4人を射殺してしまった。
罪を犯してしまった井原は、捜査のためとはいえ「自首」することを賢造に勧められた。
しかし、2人を裏切るように、ファミレスに当時の○暴の警官達が張り込みをしていた。
そして、それに気付いた井原が、賢造に家族を託すと「裏切りやがって！！！」
と、天井に発砲した事が合図のように、3発の銃弾を受け即死だった。
亡くなった2人
つまり、賢造と井原はあの時、同じ仲間である警官の裏切りを受けたのだ。
そして、今回亡くなった2人の元警官はあのバーベキューの写真に写っていた。
つまり、井原の潜入捜査を知りながら、井原を暴力団の構成員の死に仕立て上げた人物達。
そして「致命傷」を負わせた人物こそ、ヤクザと癒着し発覚を恐れた人物。
つまり、写真に写っている残る1人。澤登。
池袋副所長澤登
澤登はヤクザに情報を提供する事で、見返りに現金を受け取っていた。
それがバレそうになったので、おそらく井原が警官であることを組にリークしたのだろう。
そして、口封じにあの時、確実に心臓を狙った。
しかし、隆一が警官になり、街頭で「キャンペーン」の挨拶をしているのを
たまたま実母のひかりが目撃し、あの時の悔しさや怒りが込み上げてきた。
そして、夫を見殺しにし吐き捨てた元刑事田沼に連絡したことから、再び事件が動き出した。
しかし、それ以前に隆一と賢司が同じ部署に配属されたことにより、過去が蒸し返されることを想定し
当時の資料を破棄したのは、おそらく澤登だろう。
自分の保身のために、今も井原を「悪」としている。
隆一と賢司は一つ間違えば、ひかりを犯人とするところだったが、
建造が証拠写真を持っていたことから、かつて井原と一緒に働いていた証拠になる。
そして、出世のために過去を隠し続け、井原を踏みつけて副署長へのし上がった。
彩乃に手伝ってもらい、【罠】を仕掛けた。
予想通り、池袋署のイベントの前に澤登はひかりに連絡をしていた。
それを利用し、彩乃がひかりになりきり澤登の指示通り動いた。
そして、銃を所持するひかりに、殺人未遂などの容疑をかけて逮捕しようとしていたのだが、
すでに銃は水鉄砲にすり替えられ、証拠を見せられた澤登は抵抗する術もなく、隆一に手錠をかけられた。
しかし、「本物の銃」を回収しようとした時、ひかりが銃を持ち現れた。
実の母を犯罪者にしたくない。22年前の口封じに元警官を殺していたのは澤登。
その思惑にかかり、ひかりを殺人犯にはしたくない。隆一は「生きていてくれてありがとう。」
と、たんぽぽの話し、達也は母が罪を犯すこと望んでいない。
と、諭した。泣き崩れる母を受け止める隆一。やっと本当の母の感触に触れる事ができた。
消えた記憶は戻らない。でも、これから2人は実の親子として交流できるはず。
そして、何よりも、前にも増して「兄弟バディー」として、信頼関係を強めた賢司と隆一は今日も捜査に向かい
父、建造は蕎麦屋を再びオープンする事ができた。
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