TBSドラマ最終回「キワドい2人–K2-」本当の家族の絆

彩乃から「今は隆ちゃんが賢司くんを支えなくちゃ」と言われ、思い返してみると

いつでも賢司がそばにいた。バディーとして兄として、頼りない一面もあるが

バディーとしては信頼できるようになってきた。そして「真実」を知りながら、今まで隆一に言わずにいてくれたこと。

様々な思いで、「弟」として賢司のそばにいる決意を固めた。

 

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当時の状況

賢司の父であり、育ての父である隆一の父賢造が、元警官を射殺した容疑者として扱われている。

しかし、その【真犯人】に気がついた建造は、澤登の命令で、あの時の隆一のように

賢司の目の前で、澤登の部下に発砲され「意識不明」となってしまった。

澤登は賢造が銃を所持している。と言ったが賢司が確認すると何も所持していなかった。

つまり、何の抵抗もできない人間を澤登の命令一つで、意識不明の大怪我をさせたのだ。

 

賢司と隆一は許せなかった。

「22年前」の真相が今こうして事件につながっている。

資料が破棄されているのも、賢造が今になり一般人として澤登に接触してきたのも

裏で何か大きな事が、あの時動いたのだ。そして、隆一は母からの手紙のしおりで、記憶の断片が蘇っていた。

 

たんぽぽの思い出

それは母「ひかり」の遺書の中に同封されていた、たんぽぽの押し花のしおり。

それを見ながら隆一は「たんぽぽはふまれても、ふまれても立ち上がり、笑顔を見せてくれる。そんな人間になれ」

と、父から聞いた。と自分で言いながら、この「父」が賢造ではないことに気付いた。

本当の父井原達也が唯一教えてくれた言葉だった。

 

それを聞いて検事は1枚の写真を見せてくれた。

22年前のことを1人で捜査中に、ひかりが元働いていたクラブのママが持っていた

唯一の隆一の両親が映った写真だった。

そして、隆一は驚愕してしまった。以前井原の墓地で見かけた女性。

その人こそ実の母。そして、警察をとても恨んでいた。

 

真犯人は誰!?

隆一は複雑だった。実の母は生きていた。それは素直に「嬉しい」

しかし、それと同時に姿を現した時期と、元景観が殺された時期が一致し

夫を殺されたことを、とても恨んでいる。もしかしたら、実の母が真犯人かもしれない。

そんな複雑な気持ちになったが、賢司も同じ道筋を立てていた。

 

そんな時、建造の意識が戻った。隆一は賢造のもとに。

そして、隆一は家族として「荷物」の確認へ行ったが、そこに真犯人に繋がるヒントがあった。

2人はひかりを犯人にしてしまうところだった。

凶悪係の協力を得て、真犯人を炙り出す作戦に出た。

果たして犯人はその罠にかかってくれるのか!?

 

 

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