苺のライバル心メラメラ！弱木が送別会幹事？「高嶺のハナさん」３話
ハナさんが好きなのは弱休きゅん！だと気づいてしまった苺ちゃんは、何としても奪いたい！
苺ちゃん、人のものを奪いたくなる性格なのか、全ての注目は自分に注がれないとイラつくのか…？
とにかく不純な動機で、弱木にあれこれアプローチするも、弱木には普通じゃ通じない…。
コンテンツ
運命のバレンタイン
ハナさん職場では完璧上司。前に苺ちゃんが故意に削除した、新商品プロジェクトの資料や、
もしものためのバックアップUSBを、またもや故意に苺ちゃんに水浸しにされても、まさかの5分で復活！
そして、故意に苺ちゃんがやったとは知らないので、苺ちゃんを責めることもない。しかも、その企画は採用された。
ますます苺ちゃんのライバル心がメラメラと燃え上がり、なんとしても！アキレス腱の弱木をハナの目の前で奪いたい！！
総務部の苺ちゃん、何故か事あるごとに営業部にきては、弱木に声をかけるも全く相手にされない。
しかし、その時のハナの尋常ではない動揺っぷりをみるのも、苺ちゃんの楽しみのひとつ。
そんなある日、弱木きゅんがSNSをやっていると知ったハナさん。スイーツの写真ばかりアップしている。
まもなくバレンタインデー。これで一気に弱木きゅんのハートを鷲掴み！！と、前日に張り切るハナさん。
しかし何を思ったか、「やっぱり愛よね！」と、愛＝砂糖をドバドバ導入！！ハナにしては「見た目」完璧なハートケーキが出来上がった。
しかし、あまりにも大きな箱のケーキを弱木きゅんにわたせな〜い！というところに苺登場！
カゴを片手に男性にチョコを配り、弱木にはひそひそと、「先輩には特別なちょこですからね」と渡していった。
ハナさんは苺ちゃんは、すごいと思った。あんな風に自然に渡せたら…。
勘違い男チャラ田
今年も大量のチョコをもらったチャラ田。ハナが弱木に渡す決心をして、近づこうとしているのを見て
何故か「俺のために」と勘違いもはなはだしく、自ら受け取りに行くチャラ田。しかし、それを見た苺ちゃんが何故か邪魔するために
2人の間にダイブしようと走り出した。しかし、鈍い音とともに2人の足元には、苺ちゃんをかばって一緒に倒れた弱木。
もう、こんな騒動になったら弱木きゅんに渡せない〜！と、発想の転換をしたハナさん。新商品の試作として、全員に切り分ける羽目に。
しかし、一口食べたチャラ田があまりの甘さに悶絶…。弱木きゅんはと言えば、ケーキを大切そうに写真におさめてから
一口食べるも何とも言えない表情のまま、何も言ってくれなかった。しかし、気になるハナさんは帰宅してからSNSチェック！
でも、見る勇希がでない。同じ頃苺ちゃんも弱木のSNSチェック！！自分の渡したチョコはどこにもアップされてないのに、
ハナさんのケーキだけはしっかりアップされている。ますます弱木を自分のものにしたい！！とメラメラな苺ちゃん。
部長の送迎会
部長が「異動」となるのか、送迎会が行われることになったが、幹事は「弱木」
チャラ田は一抹の不安を覚えつつも、ハナさんも「困ったことがあったら手伝うから」
と、声をかけるも、【自信たっぷり！！】の弱木。本当に大丈夫なのだろうか！？
苺ちゃんに「飲みに行きませんか？」と言われて、喫茶店でオレンジジュースを飲んでいた彼に任せて・・・。
送迎会当日、悪い予感は的中した。「ここが会場です！！貸し切りで～す！！」と体育館の扉を開く弱木。
中には、バドミントン、バスケ、卓球などのスポーツグッズがずらりとそろっている。送迎会なのに・・・。
「部長に最近やりたいことは何ですか？ってきいたら、【運動】っておっしゃたので」
と、何でそこと送迎会をつなげてしまったのか、愕然とする一同をよそに、弱木は「食べ物のあちらにたくさんありますから！！」
って、テーブルには超大盛から揚げ3皿、ビール山積み、そしてこれも超メガ盛りポテト3皿。
極めつけは「大丈夫です。ソフトドリンクもこちらにあります！！」と、床に置かれた袋には目いっぱいのコーラ。
でも、それなりにだんだんと送迎会という、運動は盛り上がって来た。そしてなぜか参入してきた総務部。
もちろん苺ちゃんの思惑は見え見え。この場で弱木を落としてハナの鼻をへし折る！！
しかし、弱木はみんなが楽しそうでうれしかったのか、飲めないビールを飲み酔いつぶれ、なぜか苺も酔いつぶれて会は終了した。
苺ちゃんはチャラ田がおんぶして送ったが、弱木は体育館に置き去りにされたが、いったんは帰ったハナが戻ってきて
目が覚めるのを待っていた。今回は送別会の意味を取り違えた弱木だったが、結果的にはみんなもりあがったことに免じて許した。
そんな2人を微笑んで見守るように、満開の桜が散り始めていた。
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