日テレ新ドラマ「35歳の少女」ゆっくりでいい。大人になる望美

結人はいかに自分が望美を傷つけたか…反省をしながらも、代行業という

地に足のつかない暮らしを続けていた。

望美は望美であの日のことを思い出していた。そして失った時間の長さの中でもがいていた。

 

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結人と再会

望美は将来アナウンサーになりたかった。

だから、買ってもらったばかりのカセットレコーダーで、インタビューの練習をし

色んな人に「質問」を投げかけていた。

眠る前にカセットを聞きながら、当時の事を思い出す。しかし、そこには必ず「結人」の名前がでている。

友達にインタビューしながら、逆に友達から結人への気持ちを聞かれ

嬉しそうに「好き」と答える、10歳の自分がそこにいた。

 

翌日、多恵は仕事に向かったが、望美にはやらなくてはいけないことが山積みだった。

10歳で止まっている学力。

10歳で止まっている時代。

その全てを学習し35歳の望美にならなくてはいけなかった。

しかし、簡単な勉強も手につかず、家を抜け出し、気持ちは結人をさがしていた。

 

出会えた2人

25年唯一変わらずにある場所。

「図書館」

望美が結人から勉強を教えてもらったり、本を借りた場所。

おそらく結人は、望美が事故に遭い図書館からも足が遠のいていたのだろう。

でも、愛美からの言葉をかみしめるように、なんとなく図書館に来ていた。

 

そこにひときわ明るく、大きな声が響いた。

望美が結人を探して図書館に来たのだ。

思った通りに会えて、素直に10歳の時のようにはしゃぐ望美。

望美は結人になら、なんでも話せる気がしたのか、無理にママが大人になれって…。

戸惑いを隠せないでいた。

 

ゆっくりでいい

結人は多恵とは逆の気持ちを伝えた。

「急がなくていい。今やりたいようにやればいい。」

改めてショッピングモールへ望美を連れていくと、多恵に買ってもらえなかった服や靴を買い

多恵にたしなめられたお子様ランチを食べたいように食べたが、やはり周りの視線は冷たかった。

さすがに望美もやりすぎた!と思い、口に加えたスプーンを離したが、結人が真似るようにフォークを口にくわえてくれた。

なんだか、望美は同じ事をしてくれて、自分と同じ目線に結人がいるのが嬉しかった。

 

そして、最後に多恵に断られたフワフワ遊具で思いっきりはしゃいだ。

そして、結人に頼み同級生2人に会ったのだが、2人ともあの時語った夢とは、違う道を歩いた。

そして、「2人は優しかった」という望美に結人は現実を見せた。

Instagramに、「浦島太郎」と書かれていたのだ。それから話さなくなった望美。

 

望美の望み

何も話さなくなった望美の後を追って、結人も気づけば望美の家に来ていた。

諦めて帰ろうと、後ろを向いた時物音がし、結人が振り返ると望美が自転車に乗ろうとしている。

慌てて止めようとするも、フラフラと走り出してしまった。

あまりにも危険な行為に、結人は転びながらも必死で追いかけるも自転車には追いつけない。

 

そうこうしているうちに、望美があの時事故にあったT字に差し掛かった。

結人からはかなり距離があり、叫ぶことしかできないが、望美がブレーキをかける様子はなかった。

そして、一瞬最悪な事が頭をよぎるが、望美は突き当たりのガードレールすれすれで

ブレーキをかけ止まっていた。幸いにも車は来なかったらしい。

 

結人が駆け寄り、望美の危険な行為を叱ると、「だってこうすればあの時に戻れると思ったんだもん」

でも、現実はやはり25年後だった。そして、望美は覚悟を決めて

結人にお願いをすることにした。

 

 

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